はいはい眼鏡眼鏡 はいはいツンデレツンデレ あと幼女
スケルトンとしてよみがえった幼なじみのマシロを人間にするために、新たな決意を固めたソリスだけれど、眼鏡を壊されてしまってドジっ子にクラスチェンジ。ついでに、ツンデレなお嬢に迫られたり、幼女に迫られたり、あれ、迫られてばっかりじゃん。死ね。
真面目に話を進めようとしたのは最後の方だけで、それまではラブコメでバカコメな展開のオンパレード。冒頭から幼女ふたりのバカな会話に始まり、なぜか組んずほぐれつ以下略な展開に。本編ではソリスが眼鏡を無くしてからの踏んだり蹴ったりなドジっ子生活に始まり、ツンデレからデレデレになってしまったキャロル嬢宅へお泊まりしたり、共同浴場でなぜかバトったり。支離滅裂だけどその場その場をハイテンションで突っ切る勢いや良し。
シリアスモードはマシロがらみがほとんどで、あとはその鍵となるフラグメントなるアイテムにまつわる争奪戦とか。バトル方面もなんだかオチが気が抜けるようなパターンが多いので、いっそラブコメ特化の展開で突き抜けてくれたらなあ。バカだし。
でも、なにげにソリスらの背景には、なかなか重いものを感じるし、それを笑って誤魔化してくださいなとか言われてるようにも思うんですよね。どういう方向へ進んでいくのか?
hReview by ゆーいち , 2008/01/06
- ねくろま 2。 (2) (MF文庫 J ひ 2-10)
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