よく聞け愚民ども! 俺の名はソリス・アレクサンドロ! 神だ!!
立て続けの不名誉な行いにより、生徒会副会長の解職請求が出されたソリス。無理矢理副会長の座に就かされた身としては、これ幸いと解職の承認を期待するが、そうは問屋が卸さない。墜ちに墜ちたと思っていた自分の評判は、意外にも悪くなくて、このままでは解職請求は棄却。メイのよく分からないアドバイスに従い、ソリスは自分の評判をさらに堕とすためにはっちゃけようとするが……。
いちめんのはだか
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まおうたんじょう
バカすぎる展開が素晴らしい第4巻。ラノベ史上例を見ないかもしれない、裸率の高さ、もう何が何だか。
ソリスはラブコメ主人公スキル全開ですね。やることなすこと微妙にプラスに働いていて、美味しい思いしまくりじゃないですか。名もなき女生徒にどれだけ嫌われようと、綺麗どころを周囲に侍らすその立場、そこに痺れる憧れるゥ! まぁ、オチはらしいオチでしたけれど。
後半はストーリーの進行を少し感じさせるマシロとのエピソード。ペット自慢大会に参加して生活費を稼ごうとしつつも、マシロをバカにされることがどうにも我慢にならないソリス。結局自分の気持ちを思い切りカミングアウトして、これからの生活は波乱の一途? 最後の最後で、思いっきり重要な人物が唐突に、思いっきり説明文と一緒に登場してるけれど、これからクライマックス。メイとキャロルのタッグと彼女らの恋の行方も気になりますが、やっぱりこのシリーズはゆるゆるとお馬鹿な話で進んでくれるのを期待したいですね。
hReview by ゆーいち , 2008/04/02

- ねくろま 4。 (4) (MF文庫 J ひ 2-12)
- 平坂 読
- メディアファクトリー 2008-03
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