コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN07『棄てられた 仮面』

ブリタニア皇帝の演説からスタート。無茶苦茶なこと言ってるけど熱狂的支持。お国柄というか、国民の意識レベルでこの思想が染み込んでるんでしょうなあ。

ナナリー優先の思考は、やはりルルーシュを弱くしてるっていうか、あの叫びは捨てられたへたれ野郎じゃないか(笑) そして、ナナリーの幸せのためにはゼロの存在が邪魔になるということにようやく思いの至るルルーシュ。スザクをこういう方向で信じられるというのも皮肉なものですが、真にナナリーの幸せを望むなら、それすらも甘受できるシスコンの極み。

修学旅行の準備に沸き立つ生徒会の面子。そしてナナリーの総督就任宣言。ここで行政特区日本の復活を宣言するのは日本人の反感を煽るだけなのだけれど。同じ展開を繰り返すこの物語の構成、ここでひとびとの考えは一年をいう時間を経てどのように変わっているのか?

ルルーシュ、自分の役目を放棄するの早すぎ。黒の騎士団を捨ててどうするつもりなんだか。カレンの問いかけも届かない彼らの元に、神楽耶登場。空気読んでないなあ(笑) 新妻宣言で女の戦い勃発だなあ。

戻らぬルルーシュを待つのか待たないのか。C.C.はマリアンヌと会話中? まだまだ謎の多い存在です。

そして、薬へ逃げようとするルルーシュの元へ訪れたのは、カレン。すべての始まりの場所。カレンの激高、ルルーシュの逃避、ゼロとして彼女たちに夢を見せた責任を取れと詰め寄るカレンに対して、慰めを求めるエロ展開。今のルルーシュはとことん後ろ向き。どうするんだ、ルルーシュ。そのへたれ化の背中を押すようなロロの言葉。距離近い、距離近い!

黒の騎士団本拠地へのスザクの臨検宣言。指揮者のいない部隊は攻め込まれたらひとたまりもない状況。彼我の戦力差は絶望的、単機の紅蓮弐式でどこまで凌げるのか。ルルーシュは学院の友人たちとの友情を再確認? 自分の目指す世界の在り方はナナリーが幸せなだけの世界ではなくて、もっと広い何かを、吹っ切れたかのような表情で。

絶体絶命の状況にかろうじて間に合ったルルーシュ。機転を利かせてブリタニア艦隊の動きを封じて颯爽と見参。そして、ゼロの宣言は黒の騎士団の行政特区日本への参加。またしても黒の騎士団にとっては裏切りとも取れるこの命令に、どうする?