ということで、ロードバイクのブレーキ交換を自分でやってみよう。
作業にあたって色々購入しました。
ブレーキ本体。105と迷いましたが価格差がそこまでないなら上のグレードでいいかと思い、ULTEGRAグレードBR-R8000のフロント・リアのセットを購入。
他にも、
マルチツールしか持っていなかったので、アーレンキーも購入。
トルク管理のためのトルクレンチと、
うっかり準備を忘れると面倒な、ワイヤーエンドキャップも用意しました。
ブレーキの取り外しと取り付け
実際に取り外す前に、一回マニュアルを熟読。手順はそれほど難しくはないのですが、微調整などはこれを見ながらしないと見落としそうな気がします。
今までは購入時のそのまま付いていたSORAグレードのキャリパーブレーキでした。それを、ULTEGRAに入れ替えました。
基本的にアーレンキー一本あればブレーキの取り外しはできるので、あとは、ワイヤーエンドキャップを取り外すためのラジオペンチなどを用意して作業しました。
交換時に参考にしたサイトはワイヤーカッターでブレーキワイヤー切っているところも多かったのですが、今回はケーブルはそのまま使用するためエンドキャップを取り外して作業後に新しいエンドキャップを取り付けることにしました。
フロントブレーキ交換の図。
同様にリアブレーキも交換。
ブレーキの調整
センター出しはマニュアル通り、リムをブレーキで挟むようにしながら仮留めして、両サイドのブレーキの間隔が同じになっているのを核にしてから本締めして細かい調整はセンタリング調整ボルトで行いました。
ブレーキシューの位置とトーインの調整
ブレーキシューの調整は微調整も含むと結構手こずりました。
マニュアルには、「リム面上部が1mm見える」「進行方向に対して後ろの方が0.5mm開いている」なんて目算じゃなかなかできません。
リムへの接触面については、ブレーキレバー引きながら位置を決めて取り付ければ良かったですが、トーインの設定については先人の知恵を借りました。
「1mm厚位に折り畳んだ紙をシュー後方に挟んでシューを固定する」というのがそれですが、適当な厚紙を使って実施しました。効果はよく分かりませんが……😅
そして、今検索してみたら、さらに簡単そうな方法も……。
おおう、これはさらに簡単そう。
ひとまず作業完了
左が新しいブレーキで、右が今までのブレーキ。見た目からしてもグレードの違いが歴然ですね。
軽く走ってみた感じでもブレーキをかけてから止まるまでのずるずる走って行くような感覚がなく、かなり利くようになった印象です。もっとも、余りスピードも出していないテスト走なので、また天気のいい日にしっかり走ってみたいところです。
課題感
インナーケーブルが少しほつれてしまって失敗。ケーブル交換しないつもりだったけど、安全のために実施かな。
また、アウターケーシングもリア側が長さの余裕がないのと、ブレーキに接する側のキャップはなくて良さそうなので、それの取り外し。
フロント側はバーテープ取らないとアウターケーシングの交換ができないので、そっちはしばらく先かなあ……。
色々調べながらでしたが、自分でメンテできるとなかなか楽しいですね。細かい調整も手を抜かずにしっかりできるようになりたいなあ。
コメント