ロードバイクのスピードセンサー用に二六製作所のネオジム磁石を購入・取り付けしました

2019年3月13日2021年6月30日

ロードバイクのホイールを交換して、何回か軽く外を走ってみたのですが、スピードセンサー用のマグネットの取り付け位置が上手くないのか、速度の計測が安定しません。
ホイールの回転数をしっかりと計測できていないようで、結構な速度を出しているはずなのに、数Km/hとかしか表示されなかったり、そもそも速度が0のため計測を中断したりと残念な状態でした。

取り付け位置によって干渉したりしなかったり

ZONDAのG3組みに今まで使っていたマグネットを取り付けようとすると、センサーに近い側だとセンサーに接触しそうだし、遠い側だとそもそも磁力が弱くなって計測が上手くいかないといった状況。

これはどうしたもんかと検索してみたら、強力な磁石があるというじゃありませんか。

しかも、非常に安価で手に入るということなら、買ってみるしかないなということで、さっそく購入。

二六製作所からネオジム磁石を通販で購入

磁石はマグネットワールド【株式会社二六製作所】

二六製作所さんで取り扱っているネオジム磁石が協力でロードバイクにもオススメという情報が多数。

ネオジム磁石とは、Wikipediaによると

ネオジム磁石（ネオジムじしゃく、英語: Neodymium magnet）とは、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石（レアアース磁石）の一つ。永久磁石のうちでは最も強力とされている。

だとか。

会社のWebサイトにある磁石Q&A Q2-4.磁石の使われ方って？においても、磁石の用途として

■自転車
スピードセンサーやケイデンスセンサー等のサイクルコンピューター用でお使い頂ける磁石です。
ペダルシャフトやスポークに取付けます。
磁石取付用に自己融着ブチルゴムテープも取扱っております。

なんて項目もあり、御用達感がハンパないです。
取り付け用の自己癒着テープもセットで購入できるのでまとめて注文してみました。

買ってみたもの

EO003 自己融着ブチルゴムテープ(約200mm程度)　2個 196円
NK040 ネオジム 15×2×2(N40)　2個 178円

合計 374円。

購入したネオジム磁石は、2mm×2mm×15mmのNK040という品番のものです。

送料無料で届けてくれるとか、採算度外視でサービスしすぎかと思えてなりません。
そして、そのサービス精神は届いた商品の状態からも明らかなのでした。

届いた商品と熱い思い

商品は注文から2日程度で宅急便で到着。これまた安価な買い物の発送のスピードとしてはかなり速いと感じるんですが、商品だけでなく、それ以外の点でも充実の一言。

こんな感じで一式が揃っています。

購入のお礼やら、

注意事項の説明やら、

果ては代表取締役の署名入りの挨拶まで、商品の大きさよりずっと大きな手紙が入っていました。

400円に満たない買い物で、これだけいろいろ詰め込むと梱包・送料で赤字になりそうですが、それでも手を抜かないのが『積小為大』の精神の表れなのでしょう。
こういうところに誠実さが現れていると感じてしまうと応援したくなっちゃいますね。

ホイールに取り付けてみる

まずはスポークに貼り付けてみて位置調整。この時点でぴったりとくっついてしまい簡単に取り外すことができません。

磁石には磁力の方向があるので、磁力の強い方向と弱い方向が調整の段階でよく分かります。
Webサイトの商品説明にも書いてありますが、磁石には「＋N極赤印」がされているので、写真のように印の付いた方向がセンサーに向くようにすれば間違いないようです。

この状態でホイール回してみて、サイクルコンピューターで速度がしっかりと計測されているのを確認したら、自己癒着テープで磁石をスポークに固定していきます。

購入したテープは大分長いのですが、数cmだけ切り取ってぐるぐる巻いてしまえば終了です。
できるだけ引っ張りながらきつく巻き付けるという、言葉にすればシンプルですが実際にやってみるとなかなか面倒な作業なので、落ち着いてやるしかないですね。
自己癒着でくっつく前ならやり直しは簡単なので、決めた位置から動かないようにゆっくりとテープを引っ張りながら巻いていけば何とかなるのではないでしょうか。

あとは、マグネットを取り付ける位置は、バルブの反対側にした方が重量のバランスとして良いらしいですが、体感できるほどの差があるんでしょうか？
とりあえずそのようにして取り付けてみましたが、高速域になると影響はあるのかも知れませんね。