ロードバイクパーツ購入:サドルを交換しました(Bontrager Aeolus Elite Bike Saddle)

ロードバイクのサドル交換を行いました

サドルの座り心地が気になってきました

暖かくなってきたので仕事終わってからの夜のライドを再開してしばらく経ったのですが、サドルの座り心地が気になってきました。走っているとどしても座っている位置がずれてきたり、お尻の痛みが気になったりと、我慢できないレベルではないのですが、それが続くとどうしたものかと悩み始めるもの。

本来なら調整とかフォームの見直しとかコストを掛けずにやれることもあるのですが、せっかく10万円の給付金出ることだし、少し贅沢をしてみようとサドル交換にチャレンジすることにしました。

Bontrager Aeolus Elite Bike Saddle を購入

サドル選定の前にいろいろ調べてみましたが、サドルというパーツは自分に合うかどうかというのは結局使ってみなければ分からないということが分かりました(笑)

とりあえずTREKのストアで購入するのならボントレガー製品だよねえということで、先週末に久々にショップに行って相談してみました。

調べる過程で気になっていた「Bontrager Aeolus Elite Bike Saddle」についてどんなもんかと相談してみて、さらに上のグレードの「Bontrager Aeolus Pro Bike Saddle」を装備したロードバイクに試乗させてもらったりして感触を確かめたところ、現在使用しているものに比べても、なんとなく良さそうな感触。月末まで利用可能な割引クーポンもあったため、購入することに。

さすがに Pro モデルは価格的にも性能的にもホビーライドにはオーバースペックすぎるかなという判断の下、真ん中グレードの「Bontrager Aeolus Elite Bike Saddle」155mmモデルでレッドバージョンを注文しました。

今回私は利用しませんでしたが、本サドルについては1週間程度のレンタルサービスもしているということでしたので、興味がある方は相談してみてはいかがでしょうか。サドル交換作業に実費がかかりますが1000円程度ですので、購入前のお試しとしてはお手軽な価格ではないかと思います。

Bontrager Aeolus Elite Bike Saddle スペック

詳細は公式ページを見てもらうとして、標準装備の「Bontrager Arvada Comp Bike Saddle」に比べて重量では約80gほど軽くなっていますね。それが体感できるかどうかはともかく価格相応の軽量化がされています。

また、ショートサドルに分類される製品なので大分乗り心地も変わるのではないかという感じではありました。

製品のレビュー自体は好評価が多く(Web検索はショップのインプレ記事が多かったので話半分としても)、Twitter検索もついでにしてみて実際に使っているっぽい方々の感想も見る限り悪くなさそうなサドルです。

で、注文して数日で入荷の連絡をいただきました。

サドルが到着・交換作業と試走をしました

使用した工具

現在のサドルの位置を記録するために安いので良いのでメジャーを用意してないと詰むかも?

サドル取り付けのためのヤグラは4mmのアーレンキーで緩めます。

トルク管理をしたいのですが 16N・M のトルクは手持ちのトルクレンチでは対応してませんでした。Oh……。

交換作業の記録

まずは現在のサドルの位置をメモっておきます。サドル高とステムからの位置をメジャーで記録しておいて、交換後にそれを参考に戻さないと最低限の乗り心地も担保できなそうです。

その後、2箇所のボルトを緩めてヤグラからサドル本体を取り外して、新しいサドルに交換します。

サドル固定ネジその1
サドル固定ネジその1
サドル固定ネジその2
サドル固定ネジその2

交換前にサドルサイズの比較をどうぞ。

新旧サドルのサイズ比較
長さは短く幅が広めの新サドル

スペック通りのショートサイズになっています。比較すると幅の広さがはっきりと分かりますね。

ヤグラにサドルを設置して、前後のボルトを仮止めした後に、サドルの高さと前後位置を確認して、今までものと同じ位置になるように調整しました。前後位置についてはショートサドルになっているため、ステムに対して、先端ではなく後端までの距離が同一になるようにしてみました。

セットアップのコツとして公式サイトには

Aeolusは、最高のフィットとパフォーマンスを引き出せるよう最適化されているため、従来のサドルより若干短いのが特徴。サドルを交換したら、最初は先端からさらに10mm後ろにセットバックさせ、先端を2度下へ傾けるセッティングがおすすめだ。

最初のセットアップのコツ

とありますが、自分のやり方で合っているのかどうかやや自信がなかったり。というか、説明がシンプルすぎて分かりづらいですよ?

アイオロスサドル最初のセットアップのコツ
アイオロスサドル最初のセットアップのコツ

サドル交換完了!

サドル交換完了 その1
前面から見た図

サドル交換完了 その2
側面から見た図

サドルのカラーが変わるだけで、また印象が結構変わります。ひとまず交換作業はこれで完了です。

Blendr マウント でライトを固定すると良い感じ

Bontrager Blendr Saddle Accessory Mount
Bontrager Blendr Saddle Accessory Mount
Blendr マウントでリアライトを設置
Blendr マウントでリアライトを設置

サドルと同時に購入した Bontrager Blendr Saddle Accessory Mount は Blendr 規格に対応したボントレガー製品をスマートに設置できるので、一緒に購入しました。

リアライトを、より視認性の良い位置に設置できるので格好いいですね。

とりあえず試走とファーストインプレッション

想定していた以上に快適度が増した印象です。

お尻の痛みの改善は多少といったレベルですが、着座位置のずれや、ペダル時の窮屈感が大分快適になったような感覚です。

数値的にも調子に乗ったせいなのか、最近の記録の中では大分良い内容になっていました。まぁ、20Km程度の距離だと体調にも大分左右される部分もあると思うので、これからどう馴染んでくるか次第といったところだとは思いますが。

昨年にタイヤを交換したときも走りが快適になるのを感じましたが、サドルの交換でも体感できるほどの変化が得られるというのは驚きではあります。これが良い方向への変化であると嬉しいと思います。

合わないときは返品保証が受けられるのはありがたいです

正規店舗で購入した場合は30日間の返品保証がありますので、最悪合わないと思ったら返品できるというのは購入への心理的障壁が低く安心できます。今回は使うことはないかと思いますが、高額なパーツになるほど、お試しできるというサービスがある点で、実店舗で購入するメリットは大きいかと思います。