マザコン主人公はちょっとなあ……(笑)
読了。
マザコンが主人公はイヤあああああぁぁ(笑)
それはそれとして、地の文がやや説明くさかったり主人公が自分の台詞に酔ってるような珍妙な会話を繰り広げたりするのは個人的にはマイナス。科学考証的部分ではある程度下調べをしっかりしてるのか妙な説得力はありますが、され竜の突き抜けた科学用語乱舞の世界に慣れてしまうと、やや物足りないかもしれませんね(笑)
正直、主人公の性格が受け入れられないと、彼の言動がキモいの一言で片付けられて読み進めるモチベーションが維持できなくなりそうな予感。続刊のWW―記憶師たちの黄昏では萌恵が主人公ということなので、そちらは受け入れられそう。
どうにも万能過ぎるMMの設定ですが、使いようによってはまだまだ面白くできる伸びしろはあるので、アクション描写にこだわらない知略・謀略戦とかの展開にも期待したいところですね。
hReview by ゆーいち , 2007/09/08
- MM―記憶師たちの夜明け (電撃文庫)
- 吉田 親司
- メディアワークス 2004-12
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