ツンデレ具合に磨きがかかるサクヤはおいておいて。密の気持ちの変化と天使側の動向やら“あの人”の正体やら、結構大きな動きのあった本巻。でも、卒業式までの残り日数はほとんど減っていません。このペースでどこまで描いていくつもりなのか。今回も実質1日、長い夜の戦いに多くのスペースを割かれていたようだし。
密は少しずつサクヤを大切に思うようになってきてるようです。最終目的が死であるとして、そこへ至るまでに心変わりをしてしまう自分を、密が赦せるかどうか、その辺に重きを置いて、またいっそのこと壊れるくらいやってくれても良いかも。
本作はシリアスに走るより、破滅的な世界の中での、刹那的な感さえ漂う、壊れた主人公と周囲の女性たちとのコメ分多めのラブコメ展開が好きなので、シリアス方面の比重を大きくしないで、密を巡る四角関係とかバトルとかそんなのも期待。
それと、今回も、にゃみちゃんは、強力でした(笑)
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