サクラ上等。

2007年4月1日

サクラ上等。読了。

続くのかよっ!

前巻の衝撃的なラストからどのように展開させるかと期待していたら、なんとも鉄平らしい愚直で猪突猛進なリスタート。途中でくじけそうになって、茜さんに尻を蹴飛ばされたり、あひるちゃんや柚子ちゃんの、孤独の中でも失われない闘志に、鼓舞されたりと、展開的にはこれまでのシリーズと同じようなステップを踏んでいるのですが……。

周囲の記憶が失われる中、頼みの綱の内界人の槍ヶ岳やら越後屋やらも囚われの身。新シリーズに入ってからというもの、この明確な悪意にさらされているせいか、空気が重いわ痛い状況が続くわで、鉄平もゆかりも、その他の面々もらしさが失われているのが辛いところ。ここは堪え忍ぶターンなのか。

終盤に来て、ようやく逆転の目が出そろった感じで、最終巻ではこれまでの鬱憤を晴らしてくれるような痛快な展開に大期待。
記憶が取り戻された暁には、その、なんというか、鉄平もゆかりも歯止めが利かなくなって大変なことになりそうですが、それはそれでLOVEの力で万事オッケー。絵に描いたような大団円をきっと用意してくれていることでしょう。