なんとも谷川流らしい展開ですね。この分岐・平行世界を小説の形態で描いてみせる手法とかは『学校を出よう!』シリーズを彷彿とさせたり。
話の筋としては、上下巻構成ということで、起・承の部分が主なため、これから盛り上がるぞというところで終わってしまうのが、激しくお預け感。続刊は6月発売予定ということで、それほど待たされることもないので安心ですが、それまでは今回の展開のオチをあれこれ想像して楽しむとしますか。
しかし、こうもあからさまに、SOS団の対となる存在・新キャラクターを出してくるとは。彼女らグループの登場自体が、どういった意味を持っているのかなど、後編ではそれこそ驚愕の展開に期待したいですね。
SOS団のキョンにあたるポストが、佐々木さんのグループに存在しないあたりが、明暗を分ける、のか?
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[谷川流] 涼宮ハルヒの分裂…
SOS団のメンバー全員が無事に進級することができた春。新入生をSOS団へ勧誘すべく動きまくるハルヒとは対照的に、古泉は疲れているようだった。また閉鎖空間と神人が頻発して (more…)
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涼宮ハルヒの分裂
著者 谷川流
イラスト いとうのいぢ
レーベル 角川スニーカー文庫
面白いような、つまらないような。
人気blogラ (more…)