レギオン―きみと僕らのいた世界

2007年4月29日

レギオン―きみと僕らのいた世界読了。

普通の学園生活を送る「ぼく」と、存亡の危機に瀕した世界で、騎体と呼ばれるロボットを駆り人類の敵と戦う騎士の「おれ」という二重の現実を交互に行き来しつつ進行する物語。ん、なんかこのあらすじだけ見るとマブラヴオルタみたいな感じがするなあ。確かに雰囲気というか、この硬派な世界観は通ずるものがありそうだけれど。

双方の世界で、共通する固有名詞や現象がだんだんと増えてきて、さらには物語の主観である主人公の視点もついには重なり、ラストの一言ではぞくりとさせられました。どちらが真実なのか、そもそも自身の自我の在処、意識と肉体と魂の概念など、作中でまだ明かされない伏線が盛りだくさん。

学園生活を送る「ぼく」とヒロイン格の葵の関係も、なんだか煮え切らないところで停滞していたりと、完結編の展開が楽しみでもあり。