う~ん、短編集は本編以上に微妙なノリ
雑誌掲載の短編を集めた番外編の第2弾。いつにも増して微妙な感じががが。
新キャラとして投入された無能霊能力者・まつりが激しくうざいんですが。というか、全7編のうち彼女がらみのエピソードが3つある時点で、終わってるというか。それに加えて、真由の脳天気さに拍車がかかって、もうどうにも救いようのないどたばたに終始してるのがなあ。スラップスティックな雰囲気に至る以前に、やかましいと思ってしまう時点で、今回のは外れといわざるを得ないですねー。
本編以上に頭を空っぽにして読むタイプの物語だとは思うのですが、本編とのキャラクターの雰囲気が必要以上に変わってる感じがすると、番外にしてもキャラを崩しすぎるのはどうなのかなあと思ってしまいます。
今回も麗華嬢は出番少なめでしょんぼり。なんというか、『おあいにくさま~』において、彼女はお色気担当というか読者サービス担当というか。いつも以上にラストのイラストはセクハラ具合が大変なことに。えろす。
本編も微妙になってきてるし、次の巻で切るかもなあ……。というか、今回の本買ってるの忘れてたんですが(^^;
hReview by ゆーいち , 2007/08/13
- おあいにくさま二ノ宮くん 2 (2) (富士見ファンタジア文庫 149-9)
- 鈴木 大輔
- 富士見書房 2007-07
コメント
コメント一覧 (2件)
[鈴木大輔] おあいにくさま二ノ宮くん 2…
バーゲンセール。その言葉は、古今東西、女性たちを惹きつけて止まぬものらしい。月村真由が二ノ宮峻護を連れて、向かった近所の大手スーパーでは、まさに今日からバーゲンセールが…
おあいにくさま二ノ宮くん 2…
おあいにくさま二ノ宮くん 2
著者 鈴木大輔
イラスト 高苗京鈴
レーベル 富士見ファンタジア文庫
あとがき最高。
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