ラブ★ゆう〈4〉

2007年11月1日

stars初めてのお泊まり会 初めての下僕(?) そして初めての……

現実世界に居着いてしまったEF4のヒロイン・ナギサが俊の家に住むことに。あまつさえノリノリでOKを出す両親の言に調子を良くして俊と同じ部屋で眠るとか言い出して。三竦み状態だった、ロザリー、みこと、撫子も新たなる強敵の出現に色めきだって、あれよあれよという間に、なぜかみんなでお泊まり会。神田俊の端から見れば羨ましけれど、受難の日々は続く。

お馬鹿なノリのラブコメシリーズ第4弾。構成として、1冊を通して前半がコメディパート、後半がシリアスパートという感じで今後も進行していくのかな。

前半のお馬鹿さ加減は相変わらず楽しいです。常人の域を超えた恋のさや当てに俊の体はいくつあっても足りなさそう。今回は、撫子の下僕に1日なるというエピソードがありましたが、雰囲気とカラー口絵のイラストのダブルパンチで、それなんてエロゲ的展開。ぐれぇと。行くところまでは行けなかったけれども、ささやかな彼女の願いが叶う場面とかは、なんとも微笑ましく感じますね。良エピソードでした。

そして、敵対する組織の攻勢が始まり、ピンチピンチの連続。それをなんとか切り抜け、ひとまず撃退 & 微妙にフラグ立て? 今後はさらに強敵が出てくるのだろうけど、直接的な戦闘ではなく、「物語」を改編していくことで、より優位に立つというバトルなので、描写が地味だし盛り上がりに欠けるのは致し方ないのかな。前巻みたいなRPGさながらのバトルの方が雰囲気やら緊迫感やらは伝わりやすいとは思いますが。

ラストがまたしても強烈な引きで、この先どんどんシリアスになっていくかと思ったら、あくまでラブコメ路線を強調するあとがきに一安心。どちらかというと、愉快な面々によるドタバタが楽しい作品なので、その雰囲気を損なわない程度にシリアスを入れてくれれば嬉しいかな、と。

hReview by ゆーいち , 2007/11/01