コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN19『裏切り』

フレイヤの炸裂でトウキョウ租界は壊滅。死傷者合わせて3500万人以上とか、もう戦略とかそんなレベルじゃないですよこれは。一国の人口まるまる消し去ったようなもんですからね。皇帝はこの結果にも動じず、けれど撃ったスザクとその威力を目の当たりにしたニーナは、現実を受け止められるのか。ギアスに操られたとはいえ、そして憎しみに駆られたとはいえ、たった一発の弾頭がもたらした結果というにはそれは大きすぎますね。

ルルーシュは一心不乱にナナリーの捜索を命じるけれど、もう、黒の騎士団の疑念は止まりそうにないですね。

脱出したコーネリアを救うためにシュナイゼル参上……って、これは読めないわ。

ああ、ルルーシュは言ってはいけない一言を。ロロを偽物と言い切ってしまった。これはヤンデレモードにチェンジですね。

黒の騎士団幹部連には疑念が広がってますね。シュナイゼルとの会談にゼロがいないのはいかにもまずい。藤堂は朝比奈から伝えられた響団虐殺の事実を伝えられて、表向きは平成だけれど、内心はどうなんだろうなあ。

って、おい、玉城なに持ち上げられていい気になってるんだ、それはシュナイゼルの罠だ!!(笑)

ジェレミア、良い男過ぎる。スザクの自暴自棄っぷりとは対極だ。

ブリタニア軍と黒の騎士団との会談で、ついにゼロの正体が暴露される? ディートハルトは動じないけれど、それ以外のメンバーは……。ああ、玉城、お前のゼロへの信頼は本気なのか!? でも、扇が全部覆していきそう。もう、いったい誰が誰を「裏切る」のやら……?

扇はここに来て一気に反ゼロ派に。ギアスを自分に使われるという危険性を、スザクとルルーシュの会話を提示してさらに揺さぶりをかけるシュナイゼル。おまけにギアスをかけられた人物リストやらなにやら、もう、これは終わったかも分からんね。そして扇の「日本を返せ」発言。日本のために戦っていた彼らからすればとうてい許せることではないのは分かってたことですが。そして、ここに至るまでの演出はシュナイゼルの手によるもの。さすがに人心を操る術はルルーシュの兄だけあってひと味違いますな。恐ろしい男っ!

カレンとC.C.のやりとりはひとときの安らぎ。いかがわしい想像するカレンの染まった頬が可愛いぜ。

黒の騎士団はシュナイゼルの駒に。追い込まれたゼロに味方してくれるのは……ロロ、お前がいたかあああああ!? 自分の身体を厭わずに必死にギアスを使うロロの献身は本物だけれど、ルルーシュが完全に腑抜けているぞ。……あああああ、ロロまで。ルルーシュの手からは何もかもが零れていくなあ。でも、これであっさり立ち直るルルーシュはどうなんだ……。

全てをなくして、ルルーシュの中に残されたのは、一番最初の目的。ブリタニア皇帝を討つということ。皇帝も何やら不穏なことを口走って高笑いしてるし、スザクは壊れてしまったような哄笑を続けてるし。いよいよ全滅エンドが見えてきましたか、これは?