コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN24『ダモクレス の 空』

2008年9月26日

フレイヤ飛び交う戦闘空域、ダモクレスに搭載の弾頭を減らすための消耗戦の様相を呈してきました。シュナイゼルに良いように使われてる感じのナナリー。戸惑いながらもフレイヤの発射スイッチを押してるけど、どれだけの命が失われているのやら。

黒の騎士団も半壊滅状態で、扇は最後まで撃墜された船に残っているけど、死ぬ気か?

ダモクレスに直接取り付こうとするルルーシュ軍だけれど、圧倒的な防御力でそれを寄せ付けない。ロイドは何やら準備が整った風な口調で、それは言葉だけ出ていたゼロ・レクイエムのこと?

そしてシュナイゼルは黒の騎士団を切り捨て、星刻をけしかけ最後の吶喊。決死の星刻はスザクの防御を突破してアヴァロンに潜入。落ち行くアヴァロンを残してルルーシュは一人発つ。

フレイヤの弾頭を無効化するチャンスは環境情報を取得するための19秒と、無効化するための隙の0.4秒、ラストチャンスを見事ものにして、ついにダモクレス内部に進入。ここから一気に形勢逆転と行けるか? 目の見えないナナリーはダモクレスの鍵を手放してしまって、当面はフレイヤを発射できなくなったようだし。

内部進行するルルーシュたちを、ダモクレスもろともフレイヤで消去しようとするシュナイゼル。もう何もかもなかったことにしようということか。しかし、ここまでなりふり構わないと、逆に小物っぽく見えてしまうなあ。

脱出しようとするシュナイゼルを追い詰めたルルーシュ。そこでルルーシュはシュナイゼルの本質を看過してみせる。負けない戦いをするシュナイゼルに対して、ついにチェックを。

アヴァロンに残されたメンバーは星刻と合流。ルルーシュを悪役にして皆を救おうとしたのはルルーシュの親心っぽい。ここで二つの勢力が一つに。

って、ここでコーネリアとギルフォードの生存が発覚とか!!

一方のルルーシュとシュナイゼルの言葉による対決。過去を求めたシャルル、今を固定しようとするシュナイゼル、そして未来を求めるルルーシュ。ここでルルーシュがシュナイゼルの思考を読み、ついに彼を上回った。ギアスでシュナイゼルを支配下に置き、ディートハルトはボロ雑巾のように捨てられて、制圧完了。しかし、フレイヤの解除はナナリーの持つ鍵でしかできないと、最後の置き土産が。

ジノVSスザクはスザクの勝利、が、その決着から対カレン戦に移行。最後の一撃が紅蓮から放たれようとしてるが、このもう一つの因縁の決着はどうなる。

そして、ようやく再開したルルーシュとナナリー。ここで、閉ざされたままだったナナリーの瞳が開く! ってギアスで封印されたそれを自力で解いたってこと? なに、この真ラスボス。というか、ナナリーの望みと目的が読めない。互いを誰よりも大切に思い合っていたがゆえにすれ違いまくっていた兄妹の関係が、最後の最後で大転換しそう。って次週で最終回なんですが……。

しかし、シュナイゼルは最初っからラスボス然とした役割だった割に、その決着は非常にあっさりとしていたような気がしますね。自分の命にさえ執着しないという彼の性質ゆえなのか、何もかもがどうでも良い、勝とうと負けようと、自分とは無関係な、それこそ盤上の遊戯でもしていたかのような振る舞いでしたね。これ以降の出番、あるんだろうか。そして、カレンに撃墜され、またしても行方不明になりそうなC.C.は、ルルーシュとの約束を守ることができるんでしょうか。次週タイトルが、また意味深で、これで完結するんだかしないんだか、ちょっと怪しい気もしますね。