新調したPCで仮想マシンを動かしたい
まずは AMD-V を有効にする
Inte l系の CPU では VT-x と呼ばれていた仮想化支援機能は、AMD 系の CPU の場合は AMD-V と呼ばれています。
AMD 系の CPU を使用する場合はマザーボードの設定で AMD-V が無効になるケースが多いようで、私が購入したB450 GAMING PLUS MAX も例に漏れず無効となっていました。UEFI画面での有効化の方法は以下の通り。
![UEFI設定画面](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/UEFI_setting.jpg)
![仮想化支援機能を有効にする](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/enable_amdv.jpg)
AdvancedモードでOCカテゴリーの中にあります。なぜにオーバークロックの項目……。
一番下のCPUの機能を選択し、IOMMU
とSVM Mode
を有効にして設定保存、起動します。
![タスクマネージャーで仮想化が有効になります](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/Windows10TaskManager.jpg)
タスクマネージャーのパフォーマンスタブにある仮想化が有効になっていればOKです。
…… 今までが4コアだっただけに論理コアが12もあるとなかなか壮観ですね。
VMWare Workstation 15 Player に CentOS 8 をインストール
ISO イメージのダウンロード
CentOS Download のページにある、CentOS Lunux DVD ISOのリンクから、インストール用のイメージを取得します。
![ISOイメージのダウンロードページ](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/ISODownload.jpg)
適当なリンクから ISO イメージをダウンロード。この時点でダウンロードした CentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.iso は約7GB程度なのでしばらく待ちます。昔はTorrent使ったりしてましたけど、今は直接ダウンロードしても数分で終わるというのは回線速度上がったなあと思いますね。
VMWare 仮想マシンの設定
![仮想マシンを新規作成](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_00.jpg)
![とりあえずあとでOSをインストールします](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_01.jpg)
![ゲストOSのタイプはLinuxを選択](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_02.jpg)
ゲストタイプの OS でバージョンの中に CentOS 8 がないので、大本である Red Hat Enterprise Linux 8 を選択しました。多分あまり意味はない。
![仮想マシンの名前と保存先を決定](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_03.jpg)
![ディスクサイズは多少余裕を持たせておきます](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_04.jpg)
![仮想マシンのハードウェア設定を変更](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_05.jpg)
ハードウェアの要素はメモリを4GBに、プロセッサ数を4個に変更。ネットワークアダプタは仮想マシンを直接ネットワーに接続したかったのでブリッジ接続に設定しました。
![CD/DVDにISOイメージを接続](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_06.jpg)
CD/DVDの項目では先ほどダウンロードしたインストールイメージをマウントして、起動時にインストーラを読み込む用に設定します。
CentOS 8 のインストール
![インストールモードの選択](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_07.jpg)
仮想マシンが起動して正しくインストールディスクが読み込まれると、インストーラが起動します。インストールするだけなら、Install CentOS Linux 9 を選択してエンターを押下します。
![日本語キーボードを選択](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_08.jpg)
![画面が見切れますが正常動作しています](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_09.jpg)
パーティションの設定だけ変更する必要がありましたので、インストール先のディスクを選択してインストールを続行します。パーティション分けは今回はテストでこだわりがないのでインストーラにお任せします。
![インストール進行中、パスワードの設定もしておきます](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_10.jpg)
インストールが進行中にrootパスワードや通常使うユーザーを登録できるのであらかじめ設定しておくのが良いですね。
![インストール完了](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_11.jpg)
完了すると再起動ボタンが表示されるので再起動します。これも見切れてますね……。
![ライセンスに同意して設定を完了](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_12.jpg)
最後にライセンスに同意すると再起動します。
![CentOS 8のデスクトップ画面](https://www.u-1.net/wp-content/uploads/2020/02/VMWarePlayer_13.jpg)
あ、サーバ用途で使うつもりだったのにデスクトップ入れていました。まぁ、不要なら削除するか再インストールしますので気にしてはいけません。しかし、シンプルなデスクトップ画面ですね。
ということでインストールは特に問題もなく完了
現在利用しているCentOS 7 のサポートが 2024年までということで、そこまで遠い未来というわけでもないので、CentOS 8 への移行の練習とかもしておいた方がいいかなと。
Apache とかもバージョンが大分新しくなってるので、そのまま HTTP/2 使えたりするようなので割と乗り換えのメリットが個人的にはあるので、検討してみたいと思います。
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