シマノ 12s Di2対応のファームウェアへ更新
ガーミンのサイコンでシマノ12速のDi2対応ファームウェアが公開
シマノが最新の12速電動コンポが一般に流通し始めてから2ヶ月を待たず、ガーミンのサイコンで対応のファームウェアが公開されていました。公開は1月5日でしたが気付いたのは昨日(1月8日)。サイコンを起動したらアップデータが落ちてきていました。
下記ブログによると海外ではすでに1ヶ月前に公開されていたようですが、日本語ローカライズやら何やらの影響で海外版の新機能が日本語環境のデバイスに提供されるまでには、数ヶ月を要すると思っていただけに、1ヶ月程度で提供されるのは正直驚きでした。
さすがに最新コンポへの対応という内容は、あまり送らせることはできないと判断されたのでしょうか?
Ver.9.10における更新内容
ざっと転記してみると下記のようになります。
- デバイス間のデータ転送に関する問題の修正
- “最短ルート”設定でトラックバックを開始すると正しくナビゲーション出来ない問題の修正
- LiveTrackが開始されない問題の修正
- レーダーセンサー設定内に“グリーン接近レベルトーン”を追加
- レーダーのカラーシグナル(接近距離範囲)がグリーンに戻った時を通知します。レーダーのセンサー設定内で変更可能
- Shimano 12速Di2グループセットに対応
- シフトセンサーのバッテリーデータ項目の改善
- バイクライトネットワークに関する改善
- コースポイント表示の改善
- コースの“常に表示“設定に関する改善
- Physio TrueUp記録に関する改善
- 屋内トレーナーコントロールに関する改善
- ナビゲーション回避設定に“高速/有料道路“を追加
- 不要なセンサーアップデート通知が表示されてしまう問題の修正
- スリープから復帰時のパワー校正通知が正しく表示されない問題の修正
- 履歴ラインカラーに関する問題の修正
- 左右バランス記録に関する問題の修正
- 屋内アクティビティでGPSが無効にならない問題の修正
- パワーの“維持目標”設定が無いワークアウトステップでパワーグラフが正しく表示されない問題の修正
- デバイス安定性の向上
個人的注目ポイントはもちろん最新グループセットへの対応。
そうなんです、Twitterとかではつぶやいていましたが、先月12月に、アルテグラのDi2(R8100系)にコンポーネントを換装したんですよね。これはそのうちブログでまとめたいところですが、ぜんぜん乗れていないので……。
Di2 関係のページはこんな感じになっています
ギアの段数表示などは旧バージョンでも正しく取れていましたが、バッテリー残量の方はSTIレバー側の情報が取得できていなかった部分が正しく表示されました。レベルメーター形式なのは好き嫌いが分かれるのは確かですね。パーセント表示の方が分かりやすいのは確かかと。
グラフィカルなアイコンで情報を表示したいというのは、この手のUIのトレンドなんですかねえ? 具体的にどれくらいのタイミングで充電すべきかを目盛り5個で判断するのは大雑把すぎる気はします。
しかし、スペック通りリアディレイラー・フロントディレイラー側のバッテリーが1000Kmの走行で1回のペースで十分であるのなら、私の使い方だとそれこそ月一の充電で問題ないわけで、どちらかといえば定期的に充電することを忘れなければ大ごとにはならないのかな、といった感じです。
新環境へのフォローが続くのでまだまだ長く使えそう
なんだかんだ Edge 530 も購入してから2年が過ぎようとしていますが後継機の発売の話も聞こえてきませんし、まだまだ現役で使えそうなのはありがたいこと。機能自体も安定しているので、今後も細かい使い勝手改善を続けていってもらえるといいですね。あとは海外版との公開の時間差をもう少し短くしていただけると
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