ウィッチマズルカ (1).魔法、使えますか?

2006年10月15日

ウィッチマズルカ (1).魔法、使えますか?読了。

世界観の設定の一部がどうしても奈須作品を想起させてしまうのはしょうがないのかな。それはそれとして、面白かったです。マジック・レプリカという劣化した魔法を操る姉妹やら兄弟やらが戦ったり甘やかしたり甘やかされたり、憎しみあったり。登場するキャラの多くがきょうだい関係を持っているのが興味深い。作風としてそういう血縁、絆による繋がりの様々を描こうとしているのでしょうか。

シリーズ初巻ということで、世界観の説明やら主人公の特異性、物語の起動までが描かれているので、本格的な進行はこれからといった感じですが、妹をひたすら甘やかしながら、それ以外のことについてはとことんシビアな姉・夏咲を、応援したい所存。報われるといいですね。彼女の過去エピソードは、よくあるパターンながらも台詞運びや、それまでの日常の積み重ねの描写から、感情移入度高し。

逆に、今回敵対した兄弟は、描かれ方が弱く、底の浅さもあって余りにザコ的だったので、印象弱し。バトル方面はあんまり上手いという感じはしなかったので、人間関係とかの方を重きを置いて描いていって欲しいかも。
あ、でも、マジック・レプリカの発動に伴う律花のビジュアルは、やたらときれいな感じがしてカラーでもっと見てみたいとも思いました。動かしたらさぞ壮観だろうな、未玖の八重桜は。