学校の階段〈7〉

2007年11月7日

stars 生徒会役員選挙開始! 幸宏の熱さがミラクルを呼ぶ!

いよいよ始まる生徒会長選。出遅れを取り戻すために階段部のメンバーの協力を得ながら、試行錯誤の選挙活動を開始する幸宏だが、万策張り巡らせ万全の態勢で臨む御神楽あやめに対しては、あらゆる面で押されっぱなし。今はまだ見えない、けれどあると信じている起死回生の一手へ向け、幸宏の選挙活動は続く。

階段レースはとりあえず置いておいて、選挙戦。正直学校生活においてほとんど関わることのなかった領域なので、他の大多数の生徒と同じ視点で、幸宏とあやめの選挙活動を眺めることになった第7巻。

父への反駁から、自分の力量を認めさせるため、実績を示すための手段として生徒会長を目指したあやめと、ただ自分が自分らしくあるために、学校生活というものを皆に考え楽しみ、作っていくことを目指した幸宏。奇しくもその対称な公約通り、理と情の対決。苦戦の序盤から、幸宏の一言で空気が変わる中盤以降、表だって戦う幸宏と、彼をバックアップする様々な人たちの応援の結果が、このラストを呼んだのかな。

学校の方の問題は一段落。これからは、棚上げになっていた幸宏自身の問題と、山上桔梗院との対決が展開されるのかな。階段レースだけでは盛り上げが難しくもなってきたのか、今回のような多面的な展開が増えてきそう。まぁ、これはこれで別の熱さもあるし、悪くはないと思いますね。

しかし、幸宏は四姉妹だけでなく、あやめにも微妙にフラグ立ててるなあ。年上キャラを惹き付ける力がまだ隠されてるんじゃない?(笑)

hReview by ゆーいち , 2007/11/06

学校の階段 7

学校の階段 7 (7) (ファミ通文庫 か 8-1-7)
櫂末 高彰
エンターブレイン 2007-10