紅~醜悪祭~〈上〉

2007年11月30日

stars柔沢紅香死す!? 衝撃的な展開と引きに続刊が激しく待ち遠しい そしてロリ

クリスマスを目前に控え、真九郎は揉め事処理の仕事も入らず、銀子への情報料の支払いを滞らせねちねちといびられながらも、平和な時間を過ごしている。紫に振り回されつつも、彼女と過ごす時間に幸せを見いだしながらも、唐突にその幸せは霧散する。銀子からもたらされた、柔沢紅香殺害の報。何もできず苦悩する中、真九郎は6歳の少女・静乃から失踪した姉を見つけてほしいとの依頼を受けて……。

うがあ。この引きはひどすぎる。とっとと続刊を出してください。

真九郎の目標である紅香の死という情報から始まる物語。そして強烈な引きで続いてしまい、なんとも生殺し。しかし、この作品に出てくるキャラはどんどん人間離れしていってるなあ。〈孤人要塞〉のデタラメさといったらもう……。

後半の展開は、次巻への続きがあるせいか燃え度としては今ひとつな部分もありますが、ここから立ち上がってこその主人公。絶体絶命な状況下、真九郎は勝機を見いだせるのか、あるいはさらに斜め上の展開が待っているのか?

それにしても序盤の平和な展開はまったりできて良い良い良い。銀子フラグも夕乃フラグもしっかり立っているのに、それをへし折ってまで紫を優先する真九郎はやっぱり真性じゃないのか? 無性に触れたくなるとか、妙齢の女性にならいいけど、さすがに16歳が7歳の女の子に抱く情動じゃない(笑) 本編は重い展開まっしぐらだけど番外で、今回の序盤みたいな軽いお話も読んでみたいなあ。

そして、クリスマスを醜悪祭と名付けるような作者のセンスはやっぱりすごい。てっきりなんか陰鬱なイベントを称してるかと思ったんだけど、この流れだとクリスマスのことを指してるようにしか思えないんですよね。いったいどんな展開を用意しているのやら。とにもかくにも期待高まりまくりです。

hReview by ゆーいち , 2007/11/30