Premiere Pro が標準でハードウェアエンコードが利用できるようになりました

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Premiere Pro CC の2020年5月の更新でハードウェアエンコードがサポート

自動で更新されるようになっていた Adobe 製品の数々ですが、更新内容を見て「ん?」と思った内容が。

Premiere でのハードウェアエンコードのサポート、更新内容を見て気付きました
ハードウェアエンコードのサポート、更新内容を見て気付きました

ハードウェアエンコードが使えなくて不満とかいうネタでエントリを書いていたのに、わずか2ヶ月後にその不満が解消されることになるとは。

実際の更新内容はこちら

  • ProRes RAW サポート
  • グラフィックの改善
  • オートリフレーム機能の改善
  • ハードウェアアクセラレーション対応の H.264 および HEVC エンコーディング
  • 特定のマーカーの色を追加するためのキーボードショートカット

ハードウェアアクセラレーション対応のエンコードが利用可能になっているじゃあありませんか。

indows の NVIDIA と AMD GPU の新しいサポートにより、H.264 および H.265(HEVC)のハードウェアエンコードがすべてのプラットフォームで利用可能になりました。これは、広く使用されている形式での書き出しが常に高速になることを意味します。

機能の概要 | Premiere Pro(2020 年 5 月リリース)

今まではDaniel2を導入しないとハードウェアエンコードの利用はできませんでしたが、最新バージョンはそれさえも不要になったようです。

とりあえずエンコード速度の比較

2月にプラグインを導入したときに使用したのと同じ動画(13分31秒のフルHDのもの)で再エンコードする時間を計測してみました。その結果がこちら。

エンコード速度比較
エンコード速度比較

ハードウェアエンコードが可能な2形式については、ほぼ1分程度でエンコード完了していますね。

Premiere Pro 標準の H.264 形式のエンコードでもソフトウェアエンコードからハードウェアエンコードに変更するだけで3.5倍のスピードアップ。

導入にやや手間のかかるDaniel 2を入れなくても十分戦える環境になったのではないでしょうか。

また、Daniel2 では対応していなかった AMD の GPU もサポートしているというのは嬉しい人も多いかも?

まだ Windows だけでの対応ですが、今後は Mac でも利用できるようになったりすると素敵かもしれませんね。

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