CentOS 7.9 で使用中の PHP のバージョンを 7.4 系統から 8.0 系統へアップグレード

さようなら PHP 7.4 ありがとう

対応遅くなってましたけれど、昨年11月末にサポート終了しているPHP 7.4 から PHP 8.0 にアップグレード作業を行いました。
WrodPress 利用がメインの環境なので、プラグインの非互換の対応(具体的には使用を停止するw)を行うだけで作業は短時間で完了できました。

アップグレード作業

パッケージ管理しているので、特殊なことは行わず、利用するリポジトリを remiのphp80に向けてやるだけで基本はOK。

この辺を参考に作業しました。

$ sudo yum remove php*
$ sudo yum update epel-release
$ sudo yum -y install --enablerepo=epel,remi,remi-php80 php php-cli php-common php-fedora-autoloader php-fpm php-gd php-imap php-intl php-json php-mbstring php-mysqlnd php-odbc php-opcache php-pdo php-pear php-pecl-apcu php-pecl-imagick-im6 php-pecl-mcrypt php-pecl-zip php-pgsql php-process php-snmp php-sodium php-xml php-xmlrpc
$ sudo systemctl restart php-fpm.service
$ sudo systemctl restart h2o.service
$ php -v                                 
PHP 8.0.27 (cli) (built: Jan  3 2023 16:17:26) ( NTS gcc x86_64 )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.0.27, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v8.0.27, Copyright (c), by Zend Technologies

Webサーバに h2o を使用していますが、php-fpm と一緒に再起動してやれば特にハマるところもありませんでした。

ついでに phpinfo()してみて正常に表示されることも確認して作業完了。

PHP8.0に更新後のphpinfo()

というか12月に8.2まで公開されてるし。次のバージョンアップはもう少し早めに行いたい。

導入しているプラグインで非互換だったもの

上記2点が利用できませんでした。「Invisible reCaptcha for WordPress」は長期間メンテされて折らずPHP8には無理矢理対応する方法もあったのですが、フォーム利用などほとんどないので、これを機に無効化。
wp-tegakiも PHP7までは頑張って改修していたのですが、今回は対応するのも面倒なので停止することにしました。過去の記事で一部テキストが出なくなりますが、まぁ、見出し的なものなので、大きな影響はないでしょう。