読書感想– category –
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断章のグリム〈1〉灰かぶり
読了。 ホラー。 でも、設定的にはライトノベル的ではあるので、この凄惨な描写が好きか嫌いかだけが、この作品を読み進められるかどうかの分かれ目ではないかと。氏の既存の作品(Missingなど)は読んだことないのですが、感想を読んでみると雰囲気的には変... -
天空のアルカミレス
読了。 前作の山姫アンチメモニクスとはうってかわって、正道のヒーローもの。変身するし。 そもそも主人公の勘違いで助けられたり助けられなかったりと、当人にしてみればとんでもないことですが、わりとあっさり目に流してしまっているので、重さがやや... -
天使のレシピ
読了。 呪いにも似た恋に振り回される男女を描いた短編連作。「呪いのような恋」が言葉遊びの単なる比喩ではなく、実際にストーリーの重要なタームであったりしてファンタジー。この辺が電撃らしいというか。 描かれるのは恋を恋と気づけない男の子だった... -
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉
読了。 前後編だったー! いまいち盛り上がりきらずに、続いてしまったので、2ヶ月連続刊行はありがたいですね。数ヶ月待たされたら内容忘れそうですし(^^; 新キャラは、味を出し切れていないかなぁ。上条夫婦の会話は楽しいというか、えろげテンプレ的な... -
我が家のお稲荷さま。〈5〉
読了。 ようやく最新刊に到達。今回は肩の力を抜いてもへーっとお気楽に楽しめるお話でした。これまでのお話も、別のドシリアスってわけではないので、語弊があるかもですが。 カラー挿絵もそうでしたが、コウさんが美味しい役。護り女としての凛々しい彼... -
我が家のお稲荷さま。〈4〉
読了。 変わるものもあれば変わらないものもある。数百年の幽閉を一方的に押しつけたはずの人間たちに対して、恨んでいないとさらりと言い切るクーさんの言葉は玉耀さんへ届いたのでしょうか。 蓋を開けてみれば、何とはない家族の話。近しい肉親であった... -
我が家のお稲荷さま。〈3〉
読了。 そうか、佐倉さんは日常サイドの象徴なんだ。冒頭の文化祭の喜怒哀楽の激しい佐倉さんグレイト。というか、クーさんは読者サービスなんだかなんなんだか、毎回毎回コスプレ(笑)して楽しませてくれますね。何を着ても似合ってしまう、これが空幻マジ... -
我が家のお稲荷さま。〈2〉
読了。 2巻も面白かったー。ややバトル分多めなのは、やはりそういう流れなのかな。幕間の掛け合いとかが楽しくて、にやにやしてしまった変な人がここにいますよー。力尽きて貝の現身を晒してしまった彼の、生殺与奪を握った人々による精神攻撃の数々がや... -
我が家のお稲荷さま。
テスト読了。 とりあえず、私は佐倉さんが好みらしい。どこが琴線に触れたのか正直よくわかりませんが、恋に前向きな女の子は可愛いよね、と。 五行やら妖怪やら、伝奇ものの要素を兼ね備えながら、意外にほのぼの路線を走っていたあたりが新鮮。というか... -
S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた
読了。 至る所で顔を出すパロディネタや、お下品ネタの数々。でも、意外に話の展開はしっかりしてて、きっちり主人公が成長を果たし世界を救って見せたり。なんとなくそこまでたどり着く展開に、ご都合主義が顔を出したりしているけれど、そんなものは勢い...