されど罪人は竜と踊る Assault

読了。
ガユスの黄金時代を描く過去編その1。本編は停滞しているけど、あそこからどう進むのか正直想像も付かないので、過去のジオルグ事務所時代の、謎だった部分が明らかになる本作は、普通に歓迎。
というか、ギギナが意 ...
まどろむように君と―されど罪人は竜と踊る〈7〉

読了。
鬱度は抑えめ、ハチャメチャ度は倍増な、少しだけコメディよりのエピソードも含まれた短編集。やはりこの作品ならではのある種の不条理さ・やるせなさに満ちてはいますが、書き下ろしの二編は、そういった陰鬱さとは無縁の爽快感す ...
追憶の欠片―されど罪人は竜と踊る〈6〉

読了。
短編集。書き下ろしの蒼嵐を除いて、これまたどっから見ても救いのないダークなお話のオンパレード。世界を斜に見れば、こんなに悲劇に満ちている。冒頭の大賢者の、世界を俯瞰する視点は、我々読者に近いのかもしれません。
そして、楽園はあまりに永く―されど罪人は竜と踊る〈5〉

読了。
前巻の引きを踏襲しつつ、さらに加速していく絶望の連鎖。
登場人物の誰もが世界という舞台の駒でしかあり得ない中、信じ、裏切られ、殺し、殺され、愛し、憎まれ……。
とにかく精緻かつ大胆、そして凄 ...
くちづけでは長く、愛には短すぎて―されど罪人は竜と踊る〈4〉

読了。
感想は、下巻である『そして、楽園はあまりに永く―されど罪人は竜と踊る〈5〉』の方に。
災厄の一日―されど罪人は竜と踊る〈3〉

読了。
5編の短編で構成された、これまでのシリーズの後日談、あるいは外伝的なエピソードの数々。
ガユスとギギナは相変わらず命がけで罵り合うし、ジヴさんは壊れて大変なことになるし、これまでのとことんシリアスな作風 ...
灰よ、竜に告げよ―されど罪人は竜と踊る〈2〉

読了。
前作以上に輪をかけて救いのない終わり方でした_| ̄|○
されど罪人は竜と踊る

読了。
素晴らしい。
こういう硬派な似非知識満載の小説は大好きです。
魔法──作中では咒式──の化学・物理・生物方面の知識を総導入した胡散臭さも妙な勢いを感じます。
ストーリーの骨子は、 ...