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アストロノト! Tag Archive
アストロノト!〈3〉
そんなんだったらあたし……! ホントに王妃になっちゃうんだからね!!
宇宙を飛び続ける船・光天はサベラやラキザミたちを乗せ、火星に到着しようとしていた。一方、ノトとレンビアは、その距離を微妙に縮めつつも、決定的な一言を言い出せずにいる。そして、レンビアはガルニアの若き国王・レドライアスに見初められ、さらにはサベラたちからの音信が途絶え、ノトは大混乱。救出のため火星を目指すノト。このままでは決定的に離れてしまうレンビアとの関係。いったいどうなる!?
おお、大団円!?
これまでいろいろな障害で、上手いこと行かなかったレンビアとの恋も、この大冒険の果てで、ようやくひとつの答えに至ったノト。命がけの大冒険をいくつも経て、かつての約束を思い出して。これまでのエピソードでも使われていたタイムパラドクスの仕掛けを上手く使って、過去から続いてきた伏線を綺麗に回収してますね。火星でのお話とか、語り尽くされてない部分があるので、その辺のフォローはほしかったんだけれど。
火星からその先の星を目指すお話も描くための伏線は本巻でも張られてるので、ここで終わらずその先のお話も見てみたいけれど、ここでいったん閉幕な雰囲気?
ノトを巡る三角四角関係は、これからもレンビアをやきもきさせそうだけれど、ようやくゴールできたふたりだから、きっと上手くやっていけるはず。番外編とかあれば、そんなふたりの甘甘なお話も見てみたいかな。
hReview by ゆーいち , 2008/05/17
- アストロノト!3 (MF文庫 J あ 5-3)
- 赤松中学 bomi
- メディアファクトリー 2008-04-23
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アストロノト!〈2〉
守れ愛の巣! ノト 再び宇宙へ!
宙士の仕事からノト屋の仕事へ、ようやく普段の生活を取り戻したノトは、ある日亜人の少女・ラキザミを拾う。うわごとのように言った言葉「そらがおちてくる」「ネロ」を、新宙軍のサベラに軽い気持ちで訪ねてみたら大騒ぎ。あれよあれよという間に、ナギアミの元に連れて行かれ、その場で驚愕の事実を伝えられる。天から落ちてくる巨大な球が、待ちを襲う。──その落下予想地点は、ノト屋!?
前巻がアポロ13なら、本巻はアルマゲドン? そんな風情で始まった、隕石退治の大騒動。前巻で言葉だけは出てきた設定などが、本巻の展開に上手いこと活かされ、また、思わぬ人物が思わぬ形で登場して驚かされたり。
ただ、展開がやたらと都合良く、あるいは予定調和的に進んでいくのは前巻以上に気になったかなあ。立て続けに起こる、危機的状況を「こんなこともあろうかと」的なノリで乗り越えていくのはさすがに真田さんもびっくりです。オチは綺麗に付いてるんだけれど、このオチへ向かうために逆算して物語が作られてるような印象が強かったのがちょっと気になりました。
今回も、ノトは嫌々ながらに宙軍の仕事に引き込まれ、けれど、今回は今回でレンビアのためにせっかく増築した我が家を壊されてはたまらないと、必死になる様はなかなかに愉快。
相変わらずな天の采配で、あらぬ誤解を招きそうなシーンをこれでもかとレンビアに見せつけて、レンビア可哀想。彼女は彼女でノトのことを大切に思っているのに、素直になろうとしたとたんに、空気読まない展開だから、お互いがちゃんとした関係になるにはいろいろと苦労が多そう。
ナギアミとノトを取り合う三角関係というのも、面白いんだけれど、レンビアの一生懸命さと時折見せる健気さを思うと、やはりノトとレンビアで幸せになって欲しいですね。
しかし、ラキザミの言葉を借りると、この三人の関係って、想像以上にこんがらがるんじゃないかという気も。がんばれ、レンビア。
hReview by ゆーいち , 2008/02/06
- アストロノト! 2 (2) (MF文庫 J あ 5-2)
- 赤松 中学
- メディアファクトリー 2008-01
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アストロノト!
38万キロ彼方の新天地へ挑め!
ガルナ港で昼は引っかけ屋、夜は酒場『ノト屋』を営む少年・ノトは、路地裏でガラの悪い男ふたり組に絡まれた少女ナキアミを助ける。国を挙げての月面踏破計画の要、宙士──アストロ──選抜試験に参加するというナキアミ。ノトは彼女の言葉にあまり関心も持たず、もっぱら心を占めているのは、幼なじみで思いを寄せるレンビアのこと。けれど、レンビアの誕生日に意を決してペンダントをプレゼントした直後、天啓を得たかのように突然月へ行くと言い出して……。
魔法と科学が共存する世界。科学文明は遠い昔に一度失われていて、現在はそれを模倣して再現しているような世界。遥か彼方にある月を目指すという、前人未踏の大偉業に向けて死力を尽くす少年少女たちの物語……。と見せかけて、後半で明かされる事実は、その目的を一気にひっくり返すものだったのがちょっと残念。こういう人類の夢的な展開なら、やはり「そこに月があるから行くんだ」という、どうしようもない衝動に基づいてほしかった。そういう意味では、ユァンの「お祭り」発言が一番当を得ていたのかな。
ノトが持つ「月へ行く」という行為の意味が、目的ではなく手段だったというのがちょっと不満に思う原因なんだろうなあ。けれど、それ以上に、月面にたどり着いてから、帰還へ至るまでの展開は感動させられますね。遥か昔に同じ目的を持って、それを実現した先達たちの足跡。こういう歴史のクロスオーバーは、心憎い演出ですね。
世界の住まう人たちの、新天地への第一歩となった月への旅。なんだか、エピローグのどたばたを見るとまだまだ続く? さすがに、その先は無茶とは思うけれど、どういうお話になるのかも気になりますね。あと、レンビアとの関係が煮え切らなかったのが。ノト、そこでこそ勇気出さなきゃ!
hReview by ゆーいち , 2007/12/23
- アストロノト! (MF文庫 J あ 5-1)
- 赤松 中学
- メディアファクトリー 2007-11
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