ライトノベル– category –
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とらドラ2!
第2巻にして早くもテコ入れか!? 第3の女子が投入、そして漢気あふれる生徒会長まで現れて、一気に賑やかになってまいりましたよ? 本編の引きが、田村くん1巻の引きとカブって見えちゃったり、定型的な展開でありながらも、小物の使い方やら軽妙な言い回し... -
されど罪人は竜と踊る Assault
読了。 ガユスの黄金時代を描く過去編その1。本編は停滞しているけど、あそこからどう進むのか正直想像も付かないので、過去のジオルグ事務所時代の、謎だった部分が明らかになる本作は、普通に歓迎。 というか、ギギナが意外に良識人だったり、クエロもお... -
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉
読了。 学園都市を支配下に置こうとするローマ正教からの遣い、オリアナとリドヴィアのタッグに立ち向かう、上条さんたち、後編。 正直、不完全燃焼感が否めないなぁという感じ。後手後手に回り、周囲の人間を巻き込んで行きながらの中で、当麻の感じる不... -
ガトリング・メロディ―nerim’s note〈2〉
読了。 田舎の平和な生活しか知らなかったネリムに突きつけられる戦争をしているという現実の厳しさ。所々でネリムの綴る日記が挿入されるのですが、甘ちゃんだった旅を始めた頃から、少しずつ心境が変化していくのが伝わってきますね。やたらとディネさん... -
ひかりのまち―nerim’s note
読了。 これなんてキノの旅って感じ。いや、キノの旅読んだことないけど雰囲気からしてこんな感じなのかなと勝手な想像。違ってたらごめんなさい。 現実の世界観と微妙に軸をずらせていて、未だに地動説が幅をきかせていたり、光子力だとか時移植だとか、... -
蟲と眼球とチョコレートパフェ
読了。 前巻のへこみまくりな引きに対して、今回はやや明るめの展開。所々で日日日氏らしい人間の悪意の醜悪さの描写などがありますが、ラストがやたらと(一部のキャラに対して)ハッピーエンドだったのが正直意外でしたね。 これまでの眼球抉子を主役にし... -
アンダカの怪造学(3) デンジャラス・アイ
読了。 悪意は見え隠れするとはいえ、日日日氏のシリーズ作品の中では一番前向きかも。何気に明かされた主人公・伊依の過去話や幼なじみ・遊の境遇とか、結構重い設定があるのに、退かぬ媚びぬ顧みぬな愚直なまでの伊依の前向きさは眩しいくらいですね。 ... -
戦う司書と黒蟻の迷宮
読了。 シリーズを通して、主人公をはじめ、物語を引っ張っていくキャラの掘り下げが非常に丁寧で、戦闘シーンの描写よりも、そちらの方に目がいってしまいます。彼らが行動を起こすに足る理由を、出生の段階にまで遡り描いていくことで説得力が増していく... -
涼宮ハルヒの憤慨
読了。 真・ヒロインの座を揺るぎないものにすべく長門さん大活躍。 すでにハルヒは舞台装置としての役割しか与えられなくなっているような。デウス・エクス・マキナ? まぁ、万能っぷりでいったら、やはり長門さんの方が恣意的にあれこれできるので、ジョ... -
三辺は祝祭的色彩―Thinkers in Three Tips
読了。 あとがきにネタバレを仕込むのは如何なものか、な1巻に続いて2巻にも仕込まれてたー。気を付けてー! 叙述トリックですた。言われなくても気付くけど、読んでる最中に感じる違和感の正体が、作者氏の文章力のせいなのかトリックのせいなのか判断付か...