ライトノベル– category –
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飾られた記号―The Last Object
読了。 3巻から変則的に入ったシリーズですが、普通に面白かったので良し。 ミステリの皮を被ったSFっぽいので、本格的なのを期待すると肩すかしというのは了承済みで読んだので、多分誰もが突っ込みそうな真相部分については、そんなもんかという感想しか... -
キミを救う最初の呪文
読了。 表紙はともかく挿絵の手抜きっぷりに萎えつつも、ストーリーは結構笑えたのでプラスマイナスゼロな感じ。ここぞというときに運の悪さを発揮するドリフ的なスベり方は好きなのですよー。 割と重めなバックグラウンドがあるのに、何もかもぶちこわし... -
ソラにウサギがのぼるころ
読了。 冒頭の陽子の挿絵、どう見てもぱんつはいてない。 それはそうと、パロディというか、これ大丈夫なのかというタームが続出で吹いた。KOOLとかネタ分からん人いそうだ。何気にえろいしー。 終盤になってからの展開がやや性急で、各キャラの立ち位置が... -
雲のむこう、約束の場所
読了。 極めて良質のノベライズ。新海氏の描く美しい映像の世界を豊饒にて見事に再現していました。というのは言い過ぎかな? けれど、場面場面で綴られる世界を描く一文から伝わる美しさは、またひと味違った情緒に溢れ、オリジナルを思い出しつつも切な... -
水晶宮殿―nerim’s note〈3〉
読了。 虚栄に満ちた城にたどり着いたネリムを襲う欲望との戦い。聖人君子なわけもなく、自らの持つ醜さとの折り合いの付け方を模索しながら少しだけ成長したと思ったら、なんだか重大な事実が告げられて引き、というなんとも焦れったい終わり方。 もっと... -
開かれた密室―Being As Unfixed
読了。 う、やはり1巻から読むべきだったか。キャラの立ち位置とか、話の流れは変わってないだろうし、作品独自の"情報学"という概念さえ理解できていれば、そんなに事前知識の不足は感じないけれども、何気に今回は伏線の回収が入ってましたしねー。 サイ... -
骸骨ナイフでジャンプ
読了。 やたらとほのぼのした海洋冒険もの。巻末でようやく旅に出発というわけで、序章的な位置づけですが、軽めの文体でさくさくと展開されていく小気味よいストーリーでした。登場人物の名前とか、深く考えてないだろ的なツッコミを入れたくなるのですが... -
オルフェの方舟―ブギーポップ・イントレランス
読了。 なんかすごい久々に読んだ気がします。過去の話忘れてるなぁ。ここまで登場人物が増えてる作品は、やはりあらすじがほしい。というか、ファンサイトとかで復習しろと? 物語は停滞し、同一時間軸の別視点で、新たな役者たちがなんやかんややってたり... -
pulp II
読了。 うあー、重いなぁ。前巻で住む家も、唯一の肉親の父親も失くしてしまったと思ったら、一筋の光明が見えたり見えなかったり。 トドメとばかり、本巻の最後の転章で、かつて気を許した、友人と呼べるはずだった人から明確な殺意を向けられたり、嬢の... -
絶世少女ディフェンソル〈2〉
読了。 ツンデレキャラ登場。主人公の影がさらに薄くなって、新キャラ、"王"の千花と"守護士"リュウトの関係を通じて、自らとヒロイン・ユイナの関係を構築していく過程を描いたお話。 世界を守るという大義名分の背景には、結局はもっとも身近なパートナ...