読書感想– category –
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MM―記憶師たちの夜明け
マザコン主人公はちょっとなあ……(笑) 読了。 マザコンが主人公はイヤあああああぁぁ(笑) それはそれとして、地の文がやや説明くさかったり主人公が自分の台詞に酔ってるような珍妙な会話を繰り広げたりするのは個人的にはマイナス。科学考証的部分ではあ... -
ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園
読了。 本編でも暴虐の限りを尽くす“霞王”誕生秘話が書き下ろしで収録のbugシリーズ第三弾。本編で語れば蛇足になりそうな在りし日の彼らの姿を描いた短編も、数えること12作目。主要な登場人物が、かつてどのような思いで生きていたのか、本編からでは想... -
灼眼のシャナ (11)
読了。 学園祭という一大イベントで盛り上がるシャナと吉田さん。 その背後で粛々と進行する様々な思惑と、迫り来るその時。次巻へと続く様々な布石が見え隠れしますが、素直に学園祭という非日常に浮かれる面々を楽しむのが吉でしょう。もう、こういう穏... -
終わりのクロニクル 6〈下〉
読了。 ああああ、ついに佐山と新庄が一線をおおおおっ!? というのは置いておいて、あとはクライマックスへ駆け上がるだけといわんばかりの見所たっぷりな巻でしたね。 Low-Gに対する裁判と、それに先駆けての再交渉。佐山の手練手管、支離滅裂な論理展開... -
終わりのクロニクル 6〈上〉
読了。 クライマックス直前。そして、上下巻一気に刊行という荒行を成し遂げながらも、その作風に一片の曇りなし。川上稔氏の実力の深さに畏敬の念を抱かざるを得ない本作。 飛場少年、原川と共にパートナーが世界に関わる重要人物であったために受動的に... -
ボクのセカイをまもるヒト
読了。 新シリーズ開始。というよりも、私はしばらくリリースされていない「学校を出よう」シリーズの新刊が楽しみなのですが。 複数世界の接触による世界の崩壊を救うために云々、というと「終わりのクロニクル」シリーズとの設定の重なりを感じてしまい... -
夏月の海に囁く呪文
読了。 うあー、良い雰囲気の物語です。 毒にも薬にもならないような優しい物語ですが、気に入ってしまいました。挿絵なしという電撃文庫にしては数少ないスタイルも、本作には合ってる感じですね。ファンタジーとかそういった突飛な設定ではなく、とある... -
とある魔術の禁書目録(インデックス) (7)
読了。 お話が進んでねー!! 今回は、作品世界における魔術側の大規模勢力である、{正,清,凄}教の小競り合いな展開。主人公の上条当麻は置いてけぼりでおいおいといった風情ですが。 巻を追うこと早七巻ですが、だんだんと作品の敵役となるキャラのインパ... -
ご愁傷さま二ノ宮くん〈4〉
読了。 このもったいぶった言い回しは微妙に作風からずれてきてる感じが。すでに、当初のヒロインである由真の存在感が希薄になり、麗華嬢と峻護の過去の出会いが物語の中心で回り続けるという、一体どっちがヒロインなのか微妙な事態に突入してる本作です... -
インサイド・ワールド
読了。 読み終えるのにやたら時間かかってしまった。なんかここのところ忙しかったんだよう。 不思議も奇跡も何もない、あるのはちょっとしたSF分のみの恋愛小説といったところでしょうか。他人とのコミュニケーションが不器用な主人公三人による短編は外...