読書感想– category –
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女帝・龍凰院麟音の初恋〈2〉
さあ、考えろ、月見里悠太。足りない脳ミソを振り絞れ。おまえは麟音のためになにをしてやれるんだ――? 麟音と悠太は夏休みの間に付き合っていた。そんな失われた記憶を取り戻すために、ふたりは二学期も恋人のまねごとを続けることにした。しかし、女帝と... -
アクマ・オージ
はい、悪魔です。今日も生きててすみません。 過去のとある事件により、悪魔と自称し、ひっそりと生きる少年・相馬逢司。けれど、彼の周囲の世界は、彼のクラスメイトたちは、優しくて。だから、逢司は決めた。この優しい世界を守ろうと、たとえ自分が傷つ... -
境界線上のホライゾン〈1・下〉
じゃ、行こうか皆、――頼りにしてるぜ? 三河消滅の責任を、ホライゾンの自害という形で決着させようとする聖連。それはすなわち、極東が聖連の完全なる管理下に置かれることを意味していた。しかし、そんなことお構いなしに、ホライゾンにコクる、ただそれ... -
時載りリンネ! 4.とっておきの日々
ね、G。これからも、ずっとずっとそばにいてね。 「わくわくするような冒険がしてみたい!」 何気ないリンネの一言から始まった冒険は本当に波瀾万丈の一語に尽きる。けれど、リンネだってもちろん巻き込まれる僕だって、四六時中冒険しているばかりじゃな... -
ハーフボイルド・ワンダーガール
それに……日本にだって、興信所とは違う、本物の探偵が一人くらい居たっていいと思わない? ずっと好きだった幼なじみに呼び出された湯佐俊紀が受けたのは、甘い愛の告白などではなく、彼に全く身に覚えのない嫌疑をかけられることだった。その場に偶然居合... -
泣空ヒツギの死者蘇生学
なんでって、偲ちゃんがここにいるからだよ。それ以外に理由が必要? 偲ちゃんがいて、わたしがいる。昔からそうだった、でしょ? いつも一緒だった。 人生初のラブレターを受け取った氏姓偲は、放課後、幼なじみの故不院埋を残し呼び出しの場所へ向かった。... -
たま◇なま~生きている、日々~
さて、君は、いつまでそうしてるんだ? 君は、これから、どうするつもりなんだ? いつまでそんな事をしてるんだ? そんなに『人間離れ』して、どうするつもりなんだ? 白の使徒・ベルフェゴォルは、欠片を保持する者たちに接触し、白薔薇の封筒を渡し去ってい... -
ウィザーズ・ブレイン〈7〉天の回廊〈上〉
簡単な事だ。私は嫌いなのだよ。君達、魔法士という連中が。マザーシステムなどという厄介な物がなければ、この世から滅びて欲しいと思っている。 賢人会議の意志に賛同したシティ・シンガポール。全権大使として派遣されたフェイ・ウィリアムズ・ウォンは... -
アスラクライン〈11〉 めぐりあい異世界
それがあたしの意志よ、夏目智春――あなたがあたしに本気で勝つつもりなら、それ以上の強い意志でかかってきなさい。 “二巡目の世界”の智春たちは完膚無きまでに敗北し、死の直前、何者かの手によって“一巡目の世界”へと飛ばされた。そこでただ一人――片時も... -
ラッキーチャンス!〈4〉
マサト。大好き。と~っても大好き♪ 大好き大好き大好き。だから……だから! 思いっきりぶん殴ってあげる! キチが雅人のクラスに転入してきた。何もかもが初めての体験に喜ぶキチと、それを見て和む雅人。けれど、雅人の運気は一向に上昇する気配もなくて。...