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変態王子と笑わない猫。〈6〉
年末恒例、ちょっと変わった修学旅行の季節がやってきた。果たして誰の意思なのか、ぼくと一緒の班になったのは、小豆梓と天敵・副部長!? 「最後の旅行なのに――ずるい。です」……一方、学年の違う月子はのけ者扱いに拗ねまくり、暗黒魔王ポイントをもりもり貯めていく。魔王×猫像×天敵ときたら、何も起きないはずがなく――。爽やか系変態ラブコメ、待望の第6弾! -
なれる! SE〈9〉 ラクして儲かる?サービス開発
アルマダの攻勢を受け、業平案件は守りきったものの業績が悪化したスルガシステム。苦境を脱すべく、社長が下したミッションは従来の個別システム構築ではなく定型のサービス開発と拡販だった。 その実行チームとして立華、梢が選ばれる。そして犬猿の仲の二人を束ねるプロダクト・マネージャーに指名されたのは――もちろん我らが桜坂工兵! 萌えるSE残酷物語、新たなるチャレンジの第9弾! -
変態王子と笑わない猫。〈5〉
ついに小豆梓の大攻勢が始まった! チアガール系ワンワンの笑顔に押され気味のぼくは、無表情ガール系月子ちゃんのプレッシャーに震える日々。「あの、そのハサミは何に使うのかな……?」「先輩が悪いのです。わたしをほったらかしにする先輩が」……あっちもこっちも大変で、どうにかしようとしているうちに引き寄せてしまったのは、まさかの10年前の世界! 「久しぶりの、ふたりきりの大冒険ですね」――すっかり上機嫌の筒隠と、今度は過去をたずねて時間旅行!? -
デスニードラウンド ラウンド1
多額の借金を持つ女子高生のユリは返済のために、銃を持ち、己の命をリスクに晒す……そんな危険な傭兵稼業に手を出した。 彼女は合法・非合法を問わず危険な仕事を請け負う「死に損ない」ばかりの松倉チームで仕事を始めるが、なぜか連れて行かれたのは都内のバーガーショップ。 「こ、これ、ヤバくないですか!? 超ヤバイですよね!?」 ユリの初仕事は、なんとバーガーショップのマスコットキャラクターを襲撃することだった…! -
変態王子と笑わない猫。〈4〉
横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校一年生。ある日、陸上部の練習をサボって保育園に潜入したところ、鬼の仮面をつけた小さな女の子に見つかってしまい――? 女の子のキュートな魅力をぎゅーっと濃縮、ちょっぴりノスタルジックな雰囲気でおくる『変態王子』初の短編集! -
変態王子と笑わない猫。〈3〉
体育祭が迫る九月の朝。のどかな二人乗りの最中、ちっちゃな宇宙怪獣ツインテールが降ってきた。『完璧』な笑い方をするその女の子は、ぼくにロケットダイブして、「にひー。だーれだ!」「え?」「よーとおにーちゃん、だいすき!」「えええ!?」「どういうことですか」「え?」「どういうことですかロリペドさん」「ええええ!?」――そして平穏だった学校に『笑わない猫』の笑う声がする。 大人気爽やか系変態ラブコメ第3弾! 今度は妹王座決定戦だ! -
よろず屋退魔士の返済計画〈1〉 100億の契約書
「おめでとう、わたしの一生をかけて、オマエを使い尽くしてあげよう」 退魔の名門「神堂家」から破門され、かつて住んだ家に戻った追儺狗朗を待っていたのは幼馴染の九十九みぎりと100億円という莫大な借金だった。破門された身のため、退魔士として依頼を受けることができない狗朗だったが、みぎりの発案により「死者専門の何でも屋」を開業することに。しかし舞い込む依頼は死者のしょうもない心残りなど、どれもひとクセあるものばかり。 退魔士の少年と暴君少女が始める借金返済コメディ、ここに開幕! -
ロンリー・マイセルフ・サーガ〈1〉
「俺は、『神』になったぞ! 」――“神成りの儀"を無事成功させた八坂信輝は念願の神の力を手に入れたはずだった――だが、よくよく聞くと神は人々から信仰されないと、この世から消滅してしまうらしい。 しかも、楽しいはずの神様ライフにさらに暗雲が……。“神"になった信輝と“神殺し"になった命の再会で幕をあけた、この国で最も新しい神話――さぁ、明るく楽しく素敵な八百万の世界へとようこそ♪ -
変態王子と笑わない猫。〈2〉
夏が終わる。十六歳のたった一度きりの夏が。いったいぼくは何をして過ごした というのだろう? 大いに焦る横寺陽人は、今日も今日とて空回り。月子に振られ、小豆に振られ、ポン太に振られ――自宅までも消滅した! なんで? どうして? どういうこと!? 雷雨のなかにひとり、なにもかも喪って、どこに行くあてすらもない。「それなら先輩。今夜は、わたしの家に泊まるですか」「あ、うん。うん?」 早くも人気沸騰の爽やか系変態青春ラブコメ第二弾! バイバイ、ぼくの初めて―― -
変態王子と笑わない猫。
横寺陽人は頭の中身が煩悩まみれな高校二年生。ひょんなことで“笑わない猫像”に祈ったら、心で思ったことがいつでもどこでも垂れ流しになってしまった! 人生の大ピンチを救ってくれたのは、クールでキュートな無表情娘、筒隠月子――「頭の先から尻尾の終わりまで撫でまわしたくなる感じの子だなあ」「変態さんですね」「ち、違っ、褒め言葉の一種だよ!?」「裁判沙汰の多そうな変態さんですね」「!!??」とにもかくにも猫像のせいで喪われた本音と建前を奪還しようと、ふたりは協力してアニマル喫茶に行ったり水着を買いに行ったりお嬢様のペットになったり――ん?