アクマ・オージ〈3〉セイレーンが歌う海

それでも、諦めない。いままでたくさん諦めてきたから――今度ばかりは諦めない。
異世界での冒険から帰還した逢司は、かしましい女の子たちに囲まれ楽しくも平穏な日常を送っていた。しかし、七罪城での冒険の結果は、現実世界にも大きな ...
アクマ・オージ〈2〉リヴァイアサンの大灯台

もう一度言うわ。この偽善者。愚民という呼び名すら、あなたには過ぎた称号ね。これからは塵芥を名乗りなさい。生きていてすいませんと謝る前に、首を吊って死になさい。
逢司たちのクラスに転入生がやってきた。黒野九印、彼女は逢司にと ...
アクマ・オージ

はい、悪魔です。今日も生きててすみません。
過去のとある事件により、悪魔と自称し、ひっそりと生きる少年・相馬逢司。けれど、彼の周囲の世界は、彼のクラスメイトたちは、優しくて。だから、逢司は決めた。この優しい世界を守ろ ...
夜空の双子座に紅いバラ

岡崎 裕信が紡ぐ新たな紅いバラ
CRS 日本支部を訪れた双子の姉妹、真理と倫理。先天性吸血鬼として目覚めてしまった倫理を病気と断じ、治療するために奔走する真理。対照的に自分の変化を受け入れ、CRS の一員となることすらも冷 ...
フレイアになりたい〈2〉 ハーデスが泣いている

読了。
岡崎裕信の書く作品のラストはどれも切ないですね。その辺が(残念ながら)万人受けしない理由の一つなんでしょうか。ということで、まさか出るとは思っていなかった『フレイアになりたい』の続編。そしてこれで完結だとか。なんで ...
フレイアになりたい

読了。
『滅びのマヤウェル』の新作が期待できなくなくなってしまった岡崎裕信の新シリーズ。世界観が同一なので、マヤウェルがちょっとだけ顔を出していたりと、クロスオーバー的な楽しみ方も一部。
文章が安定してきているので ...
滅びのマヤウェル―この愛がナイフでも

読了。
サブタイトルがかっこいいなぁ。さらにトンデモなキャラクターを参戦させ、バトルが激化すると見せかけて、それぞれの恋愛方面を主題に描いてくるとは。やはり戦闘シーンは、テンポや描写の面でそれほど唸らせられるということはな ...
滅びのマヤウェル―その仮面をはずして

読了。
うむ、冒険活劇的なドタバタとヒロインたちのと交流を描いた正道的な一作。主人公が男装した女性だということを除けば(笑) 文章……というか、設定やキャラクター造形に月姫──奈須きのこ──の影響が見て取れますが、独自の世 ...