新井輝– tag –
-
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #11 彼女はファンタスティック!
可哀想な娘を守ってあげたいという気持ち。それはきっと愛情ではなく同情だよ。 冴子が倒れた。それは1年前の奇跡が終わりを告げることの報せだった。出会った頃の彼女が告げた言葉の意味を、健一はようやく理解する。唐突な別れと喪失感に自失する健一。... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #10 管理人はシステマティック?
全部は無理でも、すごく大事なことくらいはわかりたいじゃないですか。 佳奈に自分の気持ちを伝え、そして報われることのなかった日菜は健一に慰めを求めていた。健一は男と女ではなく、親友として、そんな彼女の傷ついた心を救おうと思いを巡らす。そんな... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 #9 シーナはヒロイック!
シーナ&バケッツ メジャーへの道! そして日菜の恋の行方は? シーナ&バケッツのTV放送のための収録が終了した。健一は変わっていく。もちろん、彼の周囲のひとたち、綾、刻也、冴子、千夜子も。健一とコンビを組み、自身の姉への想いに懊悩してきた日菜も。... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー
読了。 短編集第3弾。なんか思った以上に薄いので、やや物足りない感は残りますが、4本の短編どれもが楽しいお話でした。 この作品は、各キャラ間の思わぬ繋がりが新たなストーリーを生むという、そんな連鎖で世界がどんどん広がっていくのですが、今回は... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301〈#8〉妹さんはオプティミスティック!
読了。 ラストのライブの盛り上がりがよろしかったですね。未来の視点で描かれているプロローグ部分で、シーナ&バケッツの解散という事実は規定されているけれど、健一とシーナの通じ合った気持ちから、どのように別離へ繋がっていくのか激しく気になりま... -
富士見ミステリー文庫
さよなら、いもうと。
読了。 妹の死で停滞していた主人公が、歩き出すまでのお話。作中で描かれた、妹が生き返るという奇跡をさしおいても、いずれは同じ結論にたどり着いたかも知れないけれど、果たされなかった妹の願いを主人公に自覚させることで、一気に自立させたかのよう... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301―しょーとすとーりーず・つー
読了。 おいおい、なんですかこのえろ小説は。表紙といい、カラー挿絵といい、さらに人前で見られないような一品ですね! 今回は短編集なので、話は進まないのですが、登場人物たちの日常の中の内面が伺えたりして、まったり読むには悪くなかったですね。 …... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 〈7〉─ シーナはサーカスティック?
読了。 シーナこと窪塚日奈嬢の恋の行方はいかに!? という流れでここまで来ていたけど、ホント難儀な相手を好きになりますな、この作品の登場人物の誰も彼も。主人公の健一と、姉の蛍子の関係も、最後の逢瀬ですら互いの想いを精算できぬまま蛍子の方から... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301〈6〉─お姉さまはストイック!
読了。 ん~、微妙? うじうじと悩んでる健一の姿を見るのがだんだんと苛ついてきてる自分。今回は、脇役に徹してる感もあり、実際は窪塚姉妹のお話な印象ですね。姉である佳奈のシスコンぷりも大したものですが、その傍若無人さもまた大したものです。健... -
富士見ミステリー文庫
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん
読了。 巻末の短編には、本編に未登場の鈴璃嬢が出てきたり、単なる短編集で片付けると次巻以降に置いてけぼりを食らいそうな三編の短編集。 些細なエピソードを交えながら、住人同士の関係の微妙な移ろいや、互いへの感情が明らかになったりと、大きな展...
12