読書感想– tag –
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吉永さん家のガーゴイル〈8〉
読了。 双葉の成長を描くという本筋があるなかで、小粋なエピソードを絡めてきっちりといい話にまとめてる手腕は健在。今回はキャラがやたら多く出てきたり、良く分からん展開だったけど、双葉の情操教育としては夏の良い思い出だったのかな。 佐々尾さん... -
吉永さん家のガーゴイル〈7〉
読了。 梨々のキャラが随分変わってるなぁ。百色との生活で良くも悪くも感化されたという感じでしょうか。今回は吉永家の面々は脇に回って、百色と梨々──主に梨々──のお話。あるいは、それぞれの正義のお話。双葉の信じる善である善と、百色の影響を受け悪... -
吉永さん家のガーゴイル〈6〉
読了。 今回はこれまで双葉のせいでイマイチ影が薄かったかもしれない和巳がメインのお話。いきなり演劇をやるハメになってさぁ大変。なんか部長の妹かららぶらぶ光線浴びつつも気付かない鈍感さはこの手のシチュエーションではお約束か。桃ちゃん可愛いか... -
吉永さん家のガーゴイル〈5〉
読了。 わはは、口絵のマンガから腹痛い、ママ怖い。 前巻での予告通り、バカバカしくもしっかりと起承転結してるストーリー。こういうドタバタな御色町の愉快な仲間たちといった展開は楽しいですな。 しかし、樽井デパートの支配人とゴールデンボーイズの... -
吉永さん家のガーゴイル〈4〉
読了。 ガーゴイル誕生秘話。タイムスリップをしたり、兎轉舎のお姉さんが引っ張り出してくる道具というのはドラえもんのそれを彷彿とさせますね。幸せのために作られた道具というのはとても夢がある。 今回はそんなお姉さんの若かりし頃。ガーゴイルがい... -
二四〇九階の彼女
読了。 いろいろな世界を旅をするという点で『キノの旅』に似てるけれど、主人公の目的がはっきりとしていて、終着点が遠く見えなくても決まっているというのが異なるのかな。や、『キノの旅』未読なんですが(^^; 閉じられた神さまの箱庭。神の代理人のア... -
吉永さん家のガーゴイル〈3〉
読了。 ハナ子のビジュアルが物の怪らんちき戦争の小夜を微妙に彷彿とさせました ((またそんな分かる人しか分からんネタを(笑) ))。 それはともかく、相変わらず致命的な一線を越えないほのぼのさに救われます。ガーゴイルを狙う錬金術師たちも民間へ配慮... -
ドリームノッカー―チョコの奇妙な文化祭
読了。 虚実入り交じった世界で物語が進行していくので、ともすると今描かれている世界がどちらなのか分かりづらくなるという不満はありましたが、謎解きに謎解きを重ねて、真実が明かされるまでの過程はなかなか楽しめました。もともと、御影の名前は、水... -
暗闇にヤギを探して
読了。 冒頭で感じたちょっと不思議な女の子との交流という雰囲気と、終盤で感じたシリアスさのギャップがかなり大きい作品でした。 いや、正直、先輩と、主人公と、幼なじみの三角関係を中心にしたラブコメだと思っていたら、何、このヘヴィな展開は。そ... -
レゾナンス 1.夕色の墜落
読了。 スタンダードな学園異能ものという印象。世界設定に、レジンキャストミルクの雰囲気を、ストーリー運びやオチの悲劇さに断章のグリムの雰囲気を感じてしまい、新鮮さという部分ではあまり満足度は高くないでしょうか。もっとも、その2作品も突き抜...