Home > ライトノベル | 読書感想 > 火目の巫女

戦う司書と雷の愚者 されど罪人は竜と踊る 7 ダブルブリッド〈8〉 お留守バンシー〈3〉 半分の月がのぼる空〈6〉 神様のおきにいり 零と羊飼い ムシウタ〈02〉夢叫ぶ火蛾 ラキア〈2〉 なつき☆フルスイング!〈2〉 真夏の夜のケツバット 葉桜が来た夏〈3〉白夜のオーバード 天使のレシピ〈2〉 オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫 やってきたよ、ドルイドさん!3 白銀のローレシアン〈2〉 俺の妹がこんなに可愛いわけがない

火目の巫女

火目の巫女読了。

火目と呼ばれるお役目を目指し、集った少女たち三者三様の生き方を描いた、もの悲しい物語。

時代の一片を切り取ったようなエピソードで、その前後にも同様の悲しみが生まれては消えていくことを思わせる時代背景と設定。

本作の主人公として描かれた伊月が目指した火目という役所の、ただ一人の人物の感情を満たすために作られたシステムに過ぎないという、傲慢にして残酷な事実。そこに生きる人たち皆々が、化生の恐怖から逃れるための縁とする火目が、その実、化生の存在と表裏一体の不可分であるという皮肉。目指すものの価値が信じられなくなり、恩人である豊日への矛盾した感情に苦しめられることになる終盤の展開は、重々しいの一語に尽きます。

結局、伊月、佳乃、常和の三者が、再開する日は二度と来ないということを理解しながらも、過ごした時間の中で育まれた絆は消えていないことを仄めかすエピローグの余韻は、なかなか素晴らしいものだったかと思います。

拍手する
この記事が参考になったり面白かったりしたらお気軽にご評価ください
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (0 件の評価, 平均: 0.00 点 / 5 点満点中)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

トラックバックURL
Listed below are links to weblogs that reference
火目の巫女 from MOMENTS

Home > ライトノベル | 読書感想 > 火目の巫女

応援中
サイト内検索
フィード
メタ情報
広告
ブログパーツ
あわせて読みたい フィードメーター - MOMENTS

Return to page top