放課後トロイメライ

このページは約 2分16秒で読めます。

stars なんだよこれ! 催眠術だとか超スピードだとかで女の子は全てお前のものかよ!

バレンタインを目前に控えた冬のある日、藤倉冬麻の前にやってきたのは、妹の葉琴だった。御城学園の見学ついでに冬麻の様子を見に来たという葉琴。逆〈トップ3〉などと言われる冬麻は、醜態を見せることなどできないと、皆の協力のもと奮闘を開始する。

富士見ミステリー文庫からの移籍でタイトルも『放課後トロイメライ』へ改め刊行開始。さすがにこれだけ読んでも話は分からないだろうけれど、シリーズの初期を思い出させるような雰囲気で懐かしくも楽しいお話でしたね。イラストも良い方向に変わっていますね。前巻くらいのとんがりすぎた雰囲気が消えてるのは個人的にグッド。

名前だけ出ていた冬麻の義妹・葉琴の突然の来訪から始まる今回のお話。学園の紹介や、主要な登場人物たちの紹介を含め、ある意味仕切り直し的なエピソードですが、これまでの出来事がなかったことになるはずもなく、冬麻のフラグ立てっぷりが巻き起こした自業自得的な女難は健在。

都お嬢とかは、ずいぶんと丸くなっているというか、もう、恋する乙女モードの可愛さが前面に出てきてますねえ。不器用ながらも、自分の好意を冬麻へ伝えようとする彼女の心は、当の冬麻本人以外にはばっちりバレバレなんでしょうが、主人公の鈍感スキルを突破するには至らないのか。なんだよ、こんな美味しいシチュエーション逃すんじゃないよ!

そして、ある意味最強的なツンデレと化してしまった八千代さんが素敵すぎる。都の影に隠れつつ、子どもっぽい意地を張り、冬麻との距離感を図りかねる彼女の姿に悶えろ! もうねマフラーの件とか、どうしてくれようかと。くはあああぁ!

そんなこんなでリスタートの本シリーズ。次巻から激動ということですが、このノリは大事にしてほしいですね。怒濤のパロネタとかも楽しいし、久々にによによと楽しめたシリーズ最新刊でした。

hReview by ゆーいち , 2008/07/20

放課後トロイメライ

放課後トロイメライ (富士見ファンタジア文庫 189-1)
壱乗寺 かるた
富士見書房 2008-06-20
スポンサーリンク

Trackback URL

No Trackback to 放課後トロイメライ

Still quiet here.

Comments are closed.