電撃文庫– category –
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電波女と青春男〈2〉
エリオット、私、やってみたよ。何とかしてみようって、頑張ったよ。これで、やっつけられたのかな? 命がけのE.T.ごっこを経て、藤和エリオはぐるぐるとくるまっていた布団から出てくることを決意。そんなエリオの社会復帰の道は、なぜか真とともにあるよ... -
ほうかご百物語〈5〉
こんな嘘なんか吐けないし、そもそも嘘を吐く意味がないよ。あ、いや、誰かと比べてとか、見た目だけなのかとか、そういう話じゃなくてね? イタチさんはさ――何て言うのかな――そう。全部いいんだよ。 多々羅木兄妹の騒動も一段落し、進級を控えた春休み、学... -
九罰の悪魔召喚術
契約しようアイム。これから僕はアイムのためになんでもする。僕がアイムにあげられるものなら、なんでもあげる。代償でもなんでも、好きなだけとっていけばいい。けれどその代わり、僕に力を貸して。今を守る力を。 かつて起きた内乱により極東最大の景教... -
クリスナーガ
なあ、イヴ、聞いてもいいか? ぼくが存在したことに、意味はあったかな? 真っ暗闇の中で目覚めたぼくは、偶然手にした古い本から少女を召喚してしまった。イヴという名の高慢な少女はかつて世界を救った「伝説の戦乙女」であり、彼女を呼び出したぼくは救... -
狼と香辛料〈11〉Side Colors2
ご決断ください。このまま毟られ、盗られ、足蹴にされ、泥にまみれたまま生きていくのか、さもなくば自らの力で立ち、歩いて進んでいくのか。 短編集第2弾。このタイミングで出すことに意義があるようなエピソードも収録。欲をいえば9巻の後にこの話が来て... -
とぅ うぃっち せる!
選ぶのは美鈴川、お前の自由だ。今までの自分でいくのか、それとも今からの自分をここで決めるのか。だけどこれだけは覚えておいてくれ。どっちを選んだって、ボクは美鈴川の傍に居るし、怖がったりもしないからな。 人見知りの激しい金髪少女、美鈴川エス... -
スイート☆ライン
あのさ、どうも俺は好きみたいなんだよね。熱い人間が。熱く、震えるような力が! 自分が到底敵わないような、桁外れの才能を見ると心がわくわく踊るんだ! アニメプロデューサーの姉と一緒に暮らす高校生・花沢正午。ふたりの家の隣にひとりの女の子が引っ... -
放課後限定勇者さま。
ふん。思い知ったか異世界の住人どもめ。このぼくが、そこらの召喚ものの漫画やゲームの主人公みたくわけもわからんまま言いなりになると思ったら、大間違いだぞ。 突然身も知らぬ異世界に召喚された格里終夜。彼を呼び出したのは魔王より世界を救うためめ... -
オオカミさんととっても乙女な分福茶釜
涼子さんがいなかったら、今のおれはないっスからね。だから大事にしたいんスよ。 いよいよ始まる御伽学園大文化祭。開催を目前に控えたある日、御伽銀行に助力を請うてきたのは訳あり美人の田貫さん。気になる和尚さんとの恋の仲介に、協力しましょうとお... -
葉桜が来た夏〈4〉ノクターン
こい葉桜、すかした大人どもの鼻をあかしに行くぞ。 ラパーチェの暴走という事件を契機に、アポストリを排撃する気運が日本国内でにわかに高まっていた。当事者となった葉桜は、その責を負い評議委員の資格の剥奪、さらにはアポストリ高等法院による監察処...