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エスケヱプ・スピヰド 参
量産型鬼虫たちが狙う第三皇女のクローン鴇子の記憶。それは、鬼虫の要を成す金属“星鉄”の存在だった。九曜たちが手にすれば、今は亡き鬼虫シリーズを復活させられるかもしれない。だが、量産型鬼虫たちが手にすれば、彼らの力は鬼虫と並ぶ。待ち受ける先にあるのは、光か闇か――。二つの側面を併せ持つ金属“星鉄”を巡り、新たな戦いが加速し始める。 -
魔法科高校の劣等生〈8〉 追憶編
今から三年前。司波深雪にとって、忘れられない『出来事』があった。それから、深雪は変わった。兄との関係も。兄に向ける、彼女の心も――。過剰なまでの愛情を兄である達也に向ける深雪。そのきっかけとなるエピソードが語られる。つまりは、いかにして妹は兄萌えになったのか、そういうことです。 -
なれる!SE 8 案件防衛? ハンドブック
とある大企業のコンペで、工兵は競合するライバル社、アルマダ・イニシアティブの新人エンジニア、次郎丸縁と出会う。同じ新卒ということで親近感を覚える工兵だったが――、アルマダはスルガシステムを脅かす超攻撃的企業だった! 工兵初となる防衛戦。攻め手を緩めないライバル会社の新人・次郎丸さんに、彼が打つ手とは!? -
紅炎のアシュカ
「私はアシュカ。魔王アシュバルドの右手の小指の爪の先の化身だ!」――かつてこの地上を荒らし回った《根絶者》アシュバルド。その化身を自称する少女アシュカは、《駆神人》の少年ラティス、《小妖精》のリルと共に、街から街へと旅を続けていた。他の化身たちと出会うために――。 -
魔法少女育成計画 restart(後)
ひたすらに激化していく、囚われの魔法少女たちによる生き残りゲーム。残酷かつ一方的なルールの下で、少女たちは迷い、戦い、一人また一人と命を落としていく。そして、明かされる真実の重みに彼女たちは耐えることができるのか!? 立て続けに退場していく少女たちの不幸に、心が震えまくりの後編登場です! -
ストライク・ザ・ブラッド〈5〉 観測者たちの宴
監獄結界からの脱出を果たした、仙都木阿夜と六人の魔導犯罪者たち。彼らの目的は“空隙の魔女”南宮那月の抹殺だった。阿夜の奸計によって魔力と記憶を奪われた那月は、幼児化した姿でなぜか浅葱に保護されることに。一方、重傷を負った優麻を救うため、古城と雪菜は巨大企業MARの研究所を訪れていた。そこで古城たちを出迎えた人物とは――? -
ストライク・ザ・ブラッド〈4〉 蒼き魔女の迷宮
間近に控えた魔族特区の祭典“波朧院フェスタ”の準備で盛り上がる絃神市。祭りにあわせて小学生時代の古城の親友、仙都木優麻が絃神島を訪れる。 古城が旧友との再会を喜ぶ一方で、担任教師の南宮那月が失踪。さらには謎の時空の歪みが、魔族特区を脱出不可能の迷宮へと変えていく。そして優麻との接触によって、“第四真祖”暁古城の肉体に起きた異変とは──!? -
ストライク・ザ・ブラッド〈3〉 天使炎上
南宮那月の助手として、絃神市上空に出現する怪物“仮面憑き”の捕獲に協力することになった古城と雪菜。しかし古城の眷獣でも倒せない“仮面憑き”を相手に思わぬ苦戦を強いられる。“仮面憑き”の謎を追いかける二人は、うかつにも敵の罠にかかり無人島に置き去りにされて……。常夏の無人島に二人っきり、この滅多にないシチュエーションに古城たちはどうなってしまうのか!? -
ストライク・ザ・ブラッド〈2〉 戦王の使者
古城の前に現れる、欧州の真祖 “忘却の戦王” の使者ディミトリエ・ヴァトラーと、彼の監視役・煌坂紗矢華。しかし彼らの到来は、絃神島の存亡をかけた巨大な陰謀の前触れに過ぎなかった──。新キャラ登場で加速し始める第四真祖・暁古城を巡る物語。バトルに加えてラブコメ成分も増量で面白くなってきたー! -
ストライク・ザ・ブラッド〈1〉 聖者の右腕
世界最強の吸血鬼“第四真祖”、“剣巫”と呼ばれる攻魔師、最強の槍。そして舞台は科学の粋を極めた海上都市。吸血鬼ものという正統派ながらも今では目新しさのない題材を上手いこと料理して、独自の世界観を見せてくれました。主人公とヒロインのやりとりがひじょうにニヤニヤできるのもプラスポイントですね。