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奏でる少女の道行きは ─ 黄昏色の詠使い〈2〉
名詠と祓名の協奏 そして思い出せ己が名を 主人公のネイトや、彼を見守る立場にいるクルーエルが物語の前面からやや退いて、今回メインを張るのはエイダ=ユン。希代の祓名民としての周囲の評価と、祓名民としての役割の不条理さ、報われなさと、父への反目... -
マテリアルゴースト〈5〉
祝 完結! 帰宅部面々の掛け合いはもっと見ていたかったなあ 4巻の衝撃的な引きからどんな風に完結させるか期待半分不安半分だった本作。 蛍の喪失という誰にとってもかつてないほどの大きな痛手を誰もが引きずり、それぞれがそれぞれの方法で彼を悼み、代... -
影≒光 激突編
激化! 女の戦い ブラコンな姉とツンデレな師匠が光輝を巡って血で血を洗う(洗いません)激突編。って半端な場所で続いたー!? ううう、もっとこの微妙な三角関係を見たかったのに、また何やら悲惨な境遇の人物を拾ってしまうようで。この構成は難有りだなぁ... -
クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識
人間失格 登場 読了。 どいつもこいつもロクでもない人間ばかりですね。戯言遣いの主人公・いーちゃんをはじめとして、副題にも名前が挙がっている零崎も、ジョーカー的な最強存在の哀川さんも、魅力的なのにどこか壊れていて、あるいは、壊れているからこ... -
イリスの虹〈2〉ミス・ミステイク
箒 可愛いよ 箒 表紙の箒がめっさ可愛いんですが(*´д`*) まぁ、それはそれとして、失敗が感染するとか、登場する敵キャラにわかりやすい二つ名が付いたり、なんかブギーポップっぽいなぁ。面白かったので、その印象はマイナスではないですが。 なんか前巻... -
イリスの虹
居場所を探す少女と少年の出会い 正統派ボーイミーツガール 王道的な展開を見せるヒロインがバトる物語。典型的な巻き込まれ型主人公とヒロイン・箒の心の交流や、彼女の笑顔の裏に隠された事実。設定はありがちで、これまた灼眼のシャナを彷彿とさせてし... -
WW―記憶師たちの黄昏
主人公交代? ぐっと読みやすくなった第2作 読了。 前巻に比べてずいぶんと読みやすくなったような……。 でも、相変わらず登場人物たちの吐く大言には慣れませんね。この辺は作者氏のもともとの土俵が影響してるのかもなぁ。あまりライトノベルで見かけるよ... -
MM―記憶師たちの夜明け
マザコン主人公はちょっとなあ……(笑) 読了。 マザコンが主人公はイヤあああああぁぁ(笑) それはそれとして、地の文がやや説明くさかったり主人公が自分の台詞に酔ってるような珍妙な会話を繰り広げたりするのは個人的にはマイナス。科学考証的部分ではあ... -
ある日、爆弾がおちてきて
「時間」をテーマにしたボーイ・ミーツ・ガール 出会った女の子はちょっと不思議で。短編七作を収録した短編集。どれもあっさりとした起承転結でまとめられていながら、余韻を残す読後感がありますね。 特に「3時間目のまどか」の展開はなかなか私好み。決... -
ソウル・アンダーテイカー
読了。 馬鹿いうヤツが馬鹿なんだいっ、と思わずいいたくなるくらい、馬鹿・馬鹿・馬鹿と。うん、そういう設定なのは分かるけど、読んでて悲しくなる。あんまり彼女をいじめないでやってほしい。とうの彼女は笑って受け流しそうですが。 序盤~中盤はそう...