読書感想– tag –
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ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い
読了。 大団円、なのか? 冒頭で玖渚といーちゃんが別れたかと思ったら、エピローグでは元鞘だし。この辺描かないのは想像の余地を残すという意図もあるのだろうけれど、圧倒的にフォローが足りないような気がします。そしてまた、サブタイトルに偽りあり... -
ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種
読了。 冒頭から飛ばしてますね。ついに現れた橙なる種・想影真心。最強を超えた最終としての存在のでたらめっぷりには、いーちゃんならずともインフレしすぎとツッコミを入れたくなります。といか、サブタイトルに偽りありだろう。出夢くんも、結構気に入... -
ネコソギラジカル (上) 十三階段
読了。 3部作ながらも、テンション上がりっぱなしで最後まで行きますね。というか、あのラストの引きは、また反則ではないかと。一体どうなることやら。 相変わらず漫画ネタが多いけど、全ての元ネタを調べてきたらかなりの量になりそう。西尾維新はジョジ... -
ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹
読了。 容赦もない、妥協もない、慈悲もないと、西尾維新は恐ろしいですね。キャラ立ちしてきた主人公側の人物を容赦なく切り捨ててきます。因果応報。 どうやらラスボスっぽい人物の片鱗も見えてきましたが、それ以上に今回の展開は堪える。過程がなく結... -
影≒光 陰陽編
読了。 このシリーズ、敵方として出てくるキャラクターの掘り下げがいまいち足りないのが惜しいところですね。今回も、家族を身内の手によって全滅させられた紀詠と呼ばれる家の後継者が、御影の対極として登場し物語を引っ張るのですが、敵となる狭霧の兄... -
紅―ギロチン
読了。 あ~、紫は可愛いな。禁断の世界に踏み込みそうになるくらいの魅力にあふれた七歳ここにあり。年の差なんて気にしない純愛っぷりが素晴らしい。 それはおいておいて、今ならわかる。確かにこれは西尾維新ぽい。登場人物の配役が、かちりとはまりそ... -
さよなら、いもうと。
読了。 妹の死で停滞していた主人公が、歩き出すまでのお話。作中で描かれた、妹が生き返るという奇跡をさしおいても、いずれは同じ結論にたどり着いたかも知れないけれど、果たされなかった妹の願いを主人公に自覚させることで、一気に自立させたかのよう... -
待ってて、藤森くん!
読了。 異能の出てこない『さよならトロイメライ』的な印象ががが。もっとも、今回のエピソードではほとんど何も解決してないし、そもそも里見の目的だった、思い出の少女が生徒会長なのかどうかすら確定させられてないし。その生徒会長・影薄いし。 でも... -
サイコロジカル〈下〉曳かれ者の小唄
読了。 え? な結末。最後まで読んで、クビキリサイクルと骨子が同じで配役の個性が大きく変わっただけという種明かしに、またしてやられた感たっぷり。 ちょっとわかりにくい謎解きだったけど、確かにトリックの部分は同じですな。首無しと目潰しの違いは... -
小さな国の救世主〈2〉 おざなり将軍の巻
読了。 相変わらずの平和ボケっぷりで、現実にそこにある驚異から目を逸らしつつも、なんだか上手く世渡りしてしまう主人公のお話。前回は2chで機転を利かせ、今回はIRCから知恵を得る、と。一介の学生が絞れる知謀なんてたかがしれてると思いつつも、ご都...