読書感想– tag –
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ムシウタ〈01〉夢みる蛍
読了。 う~む、微妙(^^; 以前に読んだ、ムシウタbugの数年後が舞台、というか、こちらが本編なのですが。作品として世に出たのが、こちらの方がずいぶん昔であるために、どうにも文章が今ひとつな感がぬぐえないかも。 あと、主人公の大助に感情移入しづ... -
そして、楽園はあまりに永く―されど罪人は竜と踊る〈5〉
読了。 前巻の引きを踏襲しつつ、さらに加速していく絶望の連鎖。 登場人物の誰もが世界という舞台の駒でしかあり得ない中、信じ、裏切られ、殺し、殺され、愛し、憎まれ……。 とにかく精緻かつ大胆、そして凄惨な描写に正直吐き気を覚えるシーンもいくつか... -
くちづけでは長く、愛には短すぎて―されど罪人は竜と踊る〈4〉
読了。 感想は、下巻である『そして、楽園はあまりに永く―されど罪人は竜と踊る〈5〉』の方に。 -
お・り・が・み 天の門
読了。 完全絵買いでそれ以上の評価は出来ないなぁ。ケロQの中の人が絵を担当してるので、どうにもモエかんとイメージが被ってしまいなんだかなぁ、な感じ。 ヒロインの不幸っぷりはなかなか侮れないものがありますし、それを受け入れるわけでなく、うじう... -
災厄の一日―されど罪人は竜と踊る〈3〉
読了。 5編の短編で構成された、これまでのシリーズの後日談、あるいは外伝的なエピソードの数々。 ガユスとギギナは相変わらず命がけで罵り合うし、ジヴさんは壊れて大変なことになるし、これまでのとことんシリアスな作風に一息付けてくださいと言わんば... -
灰よ、竜に告げよ―されど罪人は竜と踊る〈2〉
読了。 前作以上に輪をかけて救いのない終わり方でした_| ̄|○ -
されど罪人は竜と踊る
読了。 素晴らしい。 こういう硬派な似非知識満載の小説は大好きです。 魔法──作中では咒式──の化学・物理・生物方面の知識を総導入した胡散臭さも妙な勢いを感じます。 ストーリーの骨子は、ひょんな事からお偉いさんの掌の植で踊らされる、主人公と相棒... -
ムシウタbug 1st.夢回す銀槍
読了。 “虫”と呼ばれる異形と共存せざるを得なくなった世界を舞台にした物語。主人公も、“虫”に憑かれた人間の一人であり、否応なく非日常の世界へ足を突っ込んでいくわけですが。 元々、ムシウタというシリーズの過去話であるために、そちらの読者が読ん... -
うさ恋。〈1〉女なんか、嫌いだーっ!
読了。 ううう、文章に負けそうになったのは久しぶりです。何度投げ出しそうになったか(^^; 正直、この作品だけだと、どう褒めて良いのやら、言葉が見つかりません。良かった探しができないなんて、ちょっと悲しいですよ。 擬音が多様気味なのが特にダメで... -
よくわかる現代魔法―jini使い
読了。 文章が洗練されてきて読みやすくなってる印象。 物語の面白さとしても、前巻の過去話を土台に、一気に加速してきています。終盤の展開は、それぞれがそれぞれのフィールドでやれることをやるという、お約束でありながら、なぜか熱い。嘉穂の言う、...