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我が家のお稲荷さま。〈4〉

我が家のお稲荷さま。〈4〉読了。

変わるものもあれば変わらないものもある。数百年の幽閉を一方的に押しつけたはずの人間たちに対して、恨んでいないとさらりと言い切るクーさんの言葉は玉耀さんへ届いたのでしょうか。

蓋を開けてみれば、何とはない家族の話。近しい肉親であったり、一族を含めた広い意味での家族であったり、新たに絆を結ぼうとする間柄であったりと。そういう意味では、これまでで一番優しいお話。ラストはややしんみりするけれど、そういうのを糧に子供は少しずつ成長していくのですね。頑張れ透くん。格好良かったぞ。

百鬼を巡るいざこざにかり出された神族の皆さまはご愁傷さま。恵比寿神をはじめとして、唯我独尊なのは彼らなりの意地なのでしょうが、そこら辺はやはり人間サイドから見ると傲慢に映りますよねー。いや、偉いんだろうけど。だからこそ、成り上がりともいえる神格のクーさんたちに、人間くささや親近感を感じてしまうのでしょうね。

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