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ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い

読了。

大団円、なのか? 冒頭で玖渚といーちゃんが別れたかと思ったら、エピローグでは元鞘だし。この辺描かないのは想像の余地を残すという意図もあるのだろうけれど、圧倒的にフォローが足りないような気がします。そしてまた、サブタイトルに偽りあり。玖渚の出番、最初と最後だけじゃん!

物語的には、納まるところに納まったというか、終盤の哀川さんと真心のガチバトルは少年漫画的で非常に燃えます。ここに至るまでに、様々なひとが傷ついて失ってきた道程を完全に無視した狐さんの最後はアレですが……というか、なんか復活してるっぽい? いや、どうなってるの?

結局いーちゃんの本名は最後まで明かされず、ぐぐってみるとそれっぽい答えがいくつか見つかったりしますが、どこかで正当が見られるのかなぁ。その他にも、いーちゃんと妹と玖渚機関の略奪の顛末とか、張りまくられた伏線が回収し切れてないのですが、これは仕様ですかそうですか。

シリーズの最初のミステリ的な雰囲気が彼方に吹っ飛んで、最後は非常に少年漫画的・メタ的なストーリーに収束してしまいましたが、この魅力的なキャラたちの競演がもう見られなくなるのは残念の一語。なんだかんだこの9冊の物語、非常に楽しませてもらいました。また最初から再読するのも良いですね。あちこちの感想を巡って、新たな発見にも期待したいです。面白かった!

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