マルティプレックス―彼女とぼくのコミイッタ日々

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stars 仮想と現実が入り交じり そして彼は彼女に出会う

仮想世界でリアルな戦争を体感できるゲーム「アポカリプスへの道」 主人公の日高勇太郎は、そのゲームのテストプレーヤとして参加し、現実世界にある、家庭の事情やサッカー部のことなど忘れて、どんどんのめり込んで行っていた。
そんな中、ゲーム世界内で負った傷が現実へ持ち越されてきていることに気付く。リアルすぎるゲームの仕組み、失われる記憶、果たして、ゲーム内の「仲間」は現実世界にも存在しているのか……?

リアルとバーチャルの交錯する作品というのは良くありますね。本作も、この一冊で描かれているエピソードだけ見ると良くあるお話でまとまってしまいそう。

話を引っ張って行くであろう勇太郎が、もう一人の主人公っぽい彼女に出会うまでという、物語の全体からみるとほんの導入部分に過ぎないわけで、ここで描かれている部活の話だったり、家庭の問題だったりが、勇太郎にどういう影響を及ぼしてくるかというのが未知数なままで、正直蛇足に感じ、それだったら彼女との出会いを早めに描いて、日常への回帰をもっと丁寧に描いた方が良かった気もします。

あとがきを見ると、続刊が予定されているようで、それならこの構成も納得ですが、謎が謎のまま続いているのでどうにももやもやが晴れないですね。そして、カラー口絵はかなりネタバレな気ががが。本編の最終盤まで登場しないヒロインとかってないわ。

hReview by ゆーいち , 2007/09/14

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