電撃文庫– category –
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境界線上のホライゾン〈1・上〉
君はどちらだ。世界を揶揄して喜ぶだけの批評家か、それとも、楽しむ者か。それとも、世界を作りに行く者か。 “重奏統合争乱”から160年。重奏世界の崩壊をきっかけとした争いに敗北した神州は、国土のほとんどを各国により分割統治され、航空都市艦・武蔵... -
れでぃ×ばと!〈7〉
――よっし、リベンジ完了。頑張ったわね、わたし。 日野秋晴の白麗陵での毎日は、波乱に満ちている。ピナに引っ張られる形でなし崩し的に同人誌作成をしてみたり、一方的に求婚され続けているアイシェ with マーダー侍女・ヘディエの猛攻に貞操の危機を覚え... -
タロットの御主人様。ぷちふらぐめんと。
このあたしが、今日だけは特別にキミの『持ち札』として、『御主人様』に尽くしてあげるゾ。……どうしてほしい? シリーズ初の短編集。タロット集めの義務を忘れたかのような日常生活も、うはうはの同居生活満喫の秋人にとっては肌色分満載。ラブコメ特化の5... -
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実
みーくんは、わたしが死んじゃったら泣く? のどかな学校生活に帰還した僕とまーちゃん。とある日の体育の授業をふたりで絶賛サボタージュ中に、体育館に闖入してきたのは人間を辞めたっぽい人物 with 猟銃。問答無用でぶっ放し、血の池をせっせと作るそい... -
狼と香辛料〈9〉 対立の町・下
ぬしは口だけの雄ではありんせん、とわっちに言わせてくりゃれ? 『狼の骨』の情報を求め訪れたケルーベの町はにわかに騒がしくなった。陸揚げされた伝説の海獣・イッカクは、南北の対立の構図を大きく書き換えるだけの価値を秘めているためだ。その利益を... -
オオカミさんと長ブーツを履いたアニキな猫
すごい顔と笑い声してるだろ、オオカミさんシリーズのヒロインなんだぜ? アレ。 人前でヘタれてしまう自分の情けなさをどうにかしようと悩む亮士の前に現れたのは、漢前で慣らすアニキ的存在の猫さんだった。そんな猫さんとの特訓で、一皮むけておおかみさ... -
僕は彼女の9番目
わたし、あなたに、差し上げたいんです。いっとう欲しい物、あるでしょう? どうぞ、なんなりと。 自分を轢いた犯人が見つからないのは仕方がないことだったと気付かされた。東司の部屋に忍び込み、彼を轢いたと告白したのはサンタクロースだったのだから... -
森口織人の陰陽道
一つ、頼みがございます。どうか、初雪御嬢様の友達になってはもらえぬでしょうか。 県立・吝華高校に転校してきた森口織人は登校初日の道中、女生徒とぶつかった。彼女の手を取った途端に脳裏に浮かぶ扇情的な映像。自分の妄想が他人に伝わってしまうとい... -
Kaguya〈2〉―月のウサギの銀の箱舟
わたしはこう思うんです。きっと世界にやさしくなれた分だけ、世界もわたしにやさしくしてくれるんだって。 「宗太さんのこと、好きになっちゃったみたいです!」そう告白したひなたに対し、宗太はその場で答えを返すことができなかった。それから始まるひ... -
さよならピアノソナタ〈3〉
大事なのはスピードじゃないよ。四人で呼吸を合わせることだ。 合唱コンクールに体育祭、そして文化祭。民音部は初めての単独ライヴを文化祭のステージと定めて練習に励む。そこに至るまでの道のりは平坦ではなく、まさに単独ライヴを勝ち取るための戦いの...