“文学少女”と慟哭の巡礼者

美羽と心葉の物語は結末へ向けて動き出す
少しずつ距離を縮めていく心葉とななせ。そんな中、突然のななせの入院。見舞いに行こうとする心葉を頑なに拒む彼女。偶然か必然か、心葉はそこで出会う。全ての始まりとなった事件の当事者で、片 ...
学校の階段〈6〉

不器用にけれど真っ直ぐに 神庭幸宏は再び走り出す
山上桔梗院との階段レースの後、階段部の活動にこれまで感じていたような情熱をなくしてしまった主人公・幸宏。そんなときに偶然出会った編入生・御神楽あやめは、彼に親身になり話を聞 ...
狂乱家族日記 八さつめ

来るべき災厄編 ひとまず決着! そして謎はまだまだ残る
宇宙より来訪した「来るべき災厄」強欲王と、月香の眷属たる水の異星人たち。狂乱家族の側についたOASISは、その感情の萌芽がまたトラブルを予想させつつも、当面の問題は平 ...
オオカミは懐かない!?

オオカミというか犬扱い 尻に敷かれつつも良いコンビ
諏訪野の姫・ヒナを護る役を仰せ付かった、山神の嫡子・勇太。かつての幼なじみ同士の再会は、けれど、新しい関係での再出発。ちょっとした思い違いが原因で、ヒナは勇太からの護りを ...
ヒツギでSOSO!

我ら葬儀のプロフェッショナル! 例え火の中山の中?
罪人の公開処刑が一般化した真日本において、中でもエリート処刑人を要請する十三学園に在学する主人公・比津木奏輔は、処刑人としての課程よりも葬儀実習にご執心。未来あるトップエ ...
108年目の初恋。〈2〉

はじめてのケンカ はじめての仲直り
紆余曲折の末、再会を果たしたコウと新。恋に恋する夢見がちなコウと、そんな彼女に真っ直ぐに向き合う新の、初めてのすれ違い。
大なり小なり互いにため込んでいた部分を吐き出して、雨 ...
カーリー ~二十一発の祝砲とプリンセスの休日~

読了。
時代に揺られる少女たちの純愛な物語。またしても発売から8ヶ月も寝かせていてごめんなさい。
今回で物語の半分が終了。厳しくも楽しくかしましい寄宿舎生活の唐突な終演で物語が閉じてしまっています。これで続編が ...
“文学少女”と穢名の天使

読了。
『オペラ座の怪人』が今回はモチーフの“文学少女”シリーズ第4作。いよいよ佳境にさしかかるか? と思いきや少しだけ歩みを緩めて、心葉と琴吹ななせの距離の近づきを描いています。これまでさんざんあからさまに描かれてきた、 ...
吉永さん家のガーゴイル〈12〉

読了。
しっかり恋愛ものをしている第12巻。演劇部のエピソードからいい感じになっていた和己と桃の関係は、和己の受験間際、桃の部長就任が重なるタイミングで微妙な雰囲気に。そして同時に来日した、和己の親友・範太の師匠である画家 ...
学校の階段〈5〉

読了。
井筒と凪原さんの、誤解から始まった関係の解決と発展、そして、主人公・缶バッジこと神庭幸宏の背景にも、何やら大きなものが控えていそうな仄めかしがあったり。
階段レースも部内の問題が一段落し、活動も対外試合 ...