岸田 メル– tag –
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電撃文庫
楽聖少女〈3〉
初オペラの公演失敗で落ち込んでいたルゥのもとに届いたのは、プロイセン王国での再演依頼だった。喜び勇んで楽譜の書き直しを進める彼女の身に、やがておそるべき異変が襲いかかる。……耳が聞こえなくなり始めたのだ。 原因を探るうちに僕が見つけたのは、ベートーヴェンの隠された過去と、さらなる謎。 不安を抱えたまま僕らはプロイセンに向かうことになるが、折しもナポレオンもまたプロイセンに進軍を開始。歴史に翻弄される僕らの運命は、再び戦場で激しく交錯する――。 -
電撃文庫
神様のメモ帳〈4〉
それは、なくなったりしない。ただ、人は道に迷うだけなのだ。そう信じたい。だから僕らは盃をぶつけ合い、のろしをあげる。戦いのはじまりを告げるためのものではなく――ただ、彼方のあの人に、この場所を見つけてもらうために。 四代目が手がける音楽イベ... -
電撃文庫
神様のメモ帳〈3〉
他人の心配しかしないんだよ。自分の心配ができるやつなら、あんなゴミ溜めに居着いたりはしない。 彩夏が戻ってきた。それは奇蹟にも思えるけれど、やはり神様は、世界はそんなに優しくはない。失われたしまった記憶。他人行儀に敬語で話しかける彩夏に対... -
電撃文庫
神様のメモ帳〈2〉
見えない奇跡 見える奇跡 それぞれの形 前巻の決して優しくない結末を経てもなお、アリスの助手を続ける決意を固めた鳴海。今回 NEET 探偵事務所に転がり込んだ外国人の少女・メオが抱えてきたバッグの中には2億円の大金が入っていて……。 ということで第2... -
電撃文庫
神様のメモ帳
読了。 火目の巫女の続きは出ないんでしょうか? な杉井光の新シリーズ(?) ニートが探偵という、取り合わせの奇抜さにインパクトを受けていたら、その内容は存外にしっかりしていて、現代の病み具合を絶妙に写していたりして良い出来でした。なかなかに救...
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