不完全神性機関イリス〈3〉 三大世界の反逆者

対幽玄種の先頭に立つ御旗を決めるための覇権戦争。しかし、“聖女”紗砂たちは、その裏で独自の計画を進めていた。
“エデン・プロジェクト”。世界を救い、浄化するための気の遠くなるような壮大な計画。参加を求められた凪は、その計画の全 ...
不完全神性機関イリス〈2〉 100億の時めぐる聖女

ひょんなことから始まった不完全神性機関イリスとの同居生活。ダ家政婦っぷり全開のイリスに頭を悩ませながらも、夏休み前のテストを乗り越えたどり着いたのは海でのバカンス! クラスメイトと盛り上がる楽しい休暇の中、凪はサラと名乗る少女に出逢う ...
不完全神性機関イリス〈1〉 154cmの最終兵器

『氷結鏡界のエデン』の時代から遡ること1000年。前日譚のような新シリーズ。どこかで聞いたことのあるような名が登場しながら織りなす物語は、妙にラブコメ! いや、このゆるい空気は割と新鮮かも。シリアスに締めるところは締めつつも、最強兵器 ...
氷結鏡界のエデン〈4〉 天上旋律

わかったか、護士ってのはお姫様のピンチに助けてくれる騎士なんかじゃねえ。そこに居合わせた奴がいつだって踏ん張るしかねぇんだよ。それが護士で、それが人間てもんだろうが!
「守るんじゃなく、一緒に戦う。……それが僕の新しい戦い ...
氷結鏡界のエデン〈3〉黄金境界

シェルティス、これがわたしからの最後の支援(メッセージ)です! 信じてます、その黄金を打ち砕いて!
「……あなたは、わたしと真逆だ」
絶望的な戦闘で、なおマハに挑むシェルティスを華宮(カグラ)は見つめる。
氷結鏡界のエデン〈2〉 禁断水晶

憧れてたんだ、いつかはその双剣使いの彼みたいになりたいって。いいかげん気づきなよ。今がその時(いつか)なんだよ! ――だからモニカ、十字昆(ロザリオ)を握って!
「私が巫女なら―単に巫女を守れるだけの者を千年獅に選ばない」 ...
氷結鏡界のエデン 楽園幻想

ようこそ。穢歌の庭(エデン)に堕ち、そして浮遊大陸(オービエ・クレア)へと昇り帰った者よ。千年、凍てついた楽園がお前を待っていた。
凍てつく大海の遙か上空に浮かぶ浮遊大陸オービエ・クレア。そこは幽玄種と呼ばれる存在に、絶え ...
夜明け色の詠使い―黄昏色の詠使い〈10〉

……そう。悲しいことじゃない。だって、想いはここにある。それさえなくさなければ、きっとまた会えるから。
クルーエルは消え、そして世界から名詠式そのものさえも失われた。世界中で混乱が広がる中、ネイトはアマリリスが残した手がか ...
ソフィア、詠と絆と涙を抱いて―黄昏色の詠使い〈9〉

……わたし信じちゃうよ? 本気にしちゃっても……いいの?
凱旋都市エンジュ、夜の競闘宮で繰り広げられるミクヴァ鱗片を巡る戦いは続いていた。シャオが目指す理想など関係なく、ただクルーエルを失いたくない、その想いだけを頼りにす ...
百億の星にリリスは祈り―黄昏色の詠使い〈8〉

……ずっと怖かったの。わたしの気持ちがなんなのかって。
ミクヴァ鱗片を巡る争いの最中、ネイトはついにシャオと出会う。シャオは問う、名詠門(チャネル)の先に何があるのか、と。シャオは語る、名詠式に、セラフェノ音語に、そして世 ...