鈴木鈴– tag –
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電撃文庫
吸血鬼のおしごと〈7〉The Style of Mortals
読了。 なんというか、富野チックな終幕。死んだり壊れたり、日常に戻れたレレナですら、失ったものの大きさに、これまでのような生活は望むべくもなく。寄り添うべき人たちを亡くしたレレナの、これまでの成長過程そのものが物語の本質であったかのような... -
電撃文庫
吸血鬼のおしごと 〈6〉The Style of Association
読了。 攫われたレレナを奪還すべく『組織』本拠地へ乗り込んだ亮史の戦い、というか一方的な殲滅戦。 その前段の舞の健闘や、囚われたレレナと『組織』側の良心・白宮との交流など、多少息抜きとなる描写もありましたが、他はひたすら重苦しくて疲れます... -
電撃文庫
吸血鬼のおしごと〈5〉The Style of Master
読了。 黒作家鈴木の本領? 噂に聞いていたのよりはショックが少なかったのは覚悟していたからなのか、これよりもよほどきっつい作品を経験済みだからなのか。 理不尽なまでの暴力に晒されて折れるレレナの心。 吸血鬼としての衝動に突き動かされた亮史の... -
電撃文庫
吸血鬼のおしごと〈4〉The Style of Mistress
読了。 各キャラクターの掘り下げが終わり、亮史の過去が明らかになるのと同時に訪れる『組織』と上弦。 端から見ると痴情の縺れでしかないのに、命のやりとりにまで発展してしまう過激さが、上弦の情念と嫉妬の深さを伺わせます。 人間として生きることを... -
電撃文庫
吸血鬼のおしごと〈3〉The Style of Specters
読了。 レレナと舞の愛憎劇が(・∀・)イイ!! というか、すでに舞の一方的な思いこみで亮史を巡った三角関係に亀裂が生じているというか。 レレナはまだ肉体を保ち、現実にとどまっているのに対し、舞はともすれば消えてしまう幻のような存在。生前の境遇の... -
電撃文庫
吸血鬼のおしごと 〈2〉―The Style of Servants
読了。 これはとても良いものだー。 人の道を外れてしまったレレナや舞の、口外できない葛藤は切ないし、かつての本性を取り戻していく亮史の、敵対するクイナに見せた冷酷さにぞくりとしたり。早くもコメディ要素が揮発となり始めてるこの展開は非常に好... -
電撃文庫
吸血鬼のおしごと―The Style of Vampires
読了。 む、新シリーズのサンダーガールより面白い気が。デビュー作なせいか荒削りな部分も多いけど、読んでいて楽しいですね。所々、今後の鬱展開を予想させるテイストは散りばめられているかに見えますが、まだギャグ分が多めで、それが逆に終盤のシリア... -
電撃文庫
サンダーガール!〈2〉牙の鳥
読了。 微妙に百合分を配合しつつも、シリアス路線へ爆走を始めそうな予感。あとがきで書いてるように、このまま奈落の底へと落ちていくのやら? 主人公であるメイに欠けていたのは、覚悟と自覚だったわけで。その力の使い方は正負両方の側面があるのに、前... -
電撃文庫
サンダーガール!
読了。 典型的な少年漫画のノリだなぁ。主人公が女の子ってところ以外は。主要な登場人物のほとんどが女性で固められているので、ロマンスなどあるはずもなく(笑) や、そっち方面に走っても嫌いじゃないけれど。 主人公のメイは巻き込まれ型の主人公なの...
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