読書感想– tag –
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冴えない彼女の育てかた2
第2巻キター! 相変わらず対象年齢高めなパロディネタも多いですが、物語が動き出した気配を感じます。ヒロイン達は魅力的に、そして倫也はさらにダメダメな感じに。前巻に輪をかけて面白くなってきた丸戸史明が手がけるラノベ第2弾。表紙から素敵すぎるイラストも、必見です!! -
千の剣の権能者
権能――それは、特定の事物を自在に操る力。世界は、権能を持つ代償として魂を抜き取られた〈権能兵〉を有する帝国によって統治されていた。“英雄”を求める青年クオンは、〈権能兵〉でありながら帝国の支配を受けない少女クアディカと出会う。流れぬ涙を流さんとするかのように、彼女は〈剣〉の権能を振るう。その手に、失われた魂を取り戻すため――。第3回『このライトノベルがすごい! 』大賞受賞者、受賞後第1作。 -
オレを二つ名で呼ばないで!
――俺、御手洗新は悩んでいた。今日、学園のシステムに登録すれば、憧れの〈二つ名〉が手に入る。ギリギリまでカッコイイ名前を考えて申請に向かった俺だったが、既に俺の〈二つ名〉は登録されていた!? 屈辱的な二つ名を改めるため、主人公は優勝者の願いをなんでもひとつ叶えるという〈黄金杯〉での優勝を目指す! -
エスケヱプ・スピヰド 弐
前巻がきれいに幕を下ろしていただけに、展開が気になる第2巻。1巻で竜胆が言ったように、先へ進むことを決意した九曜と叶葉は首都・東京を訪れる。新たな出会い、新たな謎、そして新たな敵との戦い。世界観の広がりをぐっと印象づけるエピソードです。 -
薄氷あられ、今日からアニメ部はじめました。
ラノベにしては珍しいアニメ製作を題材にしたストーリー。ぼっちな主人公が、思うがままに突き進むヒロイン・薄氷あられに振り回されつつ、仲間集めに始まり、一本のアニメーションを造り上げるまでの感動巨編……、いや、個性的なキャラの言動が合えばきっと楽しめる? -
創世の大工衆 刻を紡ぐ幻の音色
第2回『このラノ』大賞優秀賞作家が贈る新感覚・建築ファンタジー。世界を救う大工という字面は微妙だけれどスゴいんです。主人公とヒロインの間に甘い雰囲気がほとんどなかったり、淡々と話が進む感じです。二人の出会いがすべてのはじまり、そのプロローグ部分な一冊ですね。 -
ロゥド・オブ・デュラハン
これは、重い! 全編にわたって漂うダークな雰囲気、救いようがない展開でありながらも、最後の最後で絶望では終わらないラストシーン。もう少しボリュームがあれば深く入り込めたのに、もったいない……。第3回『このライトノベルがすごい!』大賞・大賞受賞作です。 -
人類は衰退しました〈7〉
「クスノキの里に学校を! 」歴史を逆再生するスローガンによってわたしに回ってきた教師役。三人の問題児は、エスカレートする保護者の要求のもとにやりたい放題! 助っ人教師の皆さんの顔面にもパイの嵐で、ついにわたしも暴走!? クスノキの里、潰滅……!!?? -
魔法科高校の劣等生〈7〉 横浜騒乱編〈下〉
この日、この瞬間から、人類は大きな転換を迎える。「灼熱のハロウィン」そして、その発端となった「横浜事変」。戦いの渦中に放り込まれた達也は、ついにその真価を発揮する。これまで秘されてきた彼が持つ唯一にして絶対の力が解き放たれるときが来た! -
魔法科高校の劣等生〈6〉横浜騒乱編〈上〉
『全国高校生魔法学論文コンペティション』開催と時を同じくして、暗躍する組織の影があった。諜報員、同じ魔法科高校の生徒、『大陸』から来た暗殺者……。毎度毎度大変なことになりそうな雰囲気を出しながら、主人公の無双ぶりは今回も安定。横浜騒乱編の前編、開幕です。