読書感想– tag –
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アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ
読了。 バトル分多め。そして物語の重大な設定が明らかになったりと、位置づけ的にはかなり重要なエピソードだったり。下着ドロの真相とか、バカっぽい事件なのにその実やたらと重いワケがあったり。 後味の悪い事件の幕切れを見せておきながら、エピロー... -
彼女は帰星子女〈3〉
読了。 物語の大きな転機。積み上げてきた時間が長くなれば長くなるほど、絹の家族に対する想いというものはかけがえのないものになっていって、けれど自分自身の存在が、そんな大切な人たちを事件に巻き込んでしまう。気がついたときには、離れがたい存在... -
半分の月がのぼる空〈7〉
読了。 番外編ということで、本編から切り取られたほんの少しの時間を描いた短編集。 いや、ホントこういう作品がラノベで出てくるのが面白いというか。事件らしい事件なんてなくて、登場人物の日常と、彼らが経験した過去と現在を淡々とつづるだけで、一... -
ボクのセカイをまもるヒト〈2〉
読了。 前回の話を忘れてましたが、読んでるうちに思い出しました。 あぁ、やっぱり、そこはかとない悪意が感じられるなぁ。ライトな語り口調の割に、セカイの裏に潜んでいる黒い意志を感じずにはいられません。地の文からして、主人公視点であったり、作... -
学校の階段〈2〉
読了。 今語られる階段部誕生秘話。部長の九重嬢と副部長の刈谷は幼なじみだったのですね。なんだかんだでフラグ立ってそうですが。無言の信頼関係は良いものです。 表紙が従姉の小春さんですが、あまり物語に絡んでないような。てっきり流れ的に巻き込ま... -
学校の階段
読了。 なぜ走るかと問われればこう答える。「そこに階段があるからだ」 校内をひたすら駆けるだけの階段部にひょんなことから入部することになった主人公幸宏が、いっぱしのランナーに成長するまでの紆余曲折。非公認活動であるが故の奇異の視線や、執行... -
ご愁傷さま二ノ宮くん〈5〉
読了。 さて、新キャラの顔見せのためだけに1冊使うのは正直どうかと思いますが。本巻の物語における位置づけが、あってもなくてもほとんど問題がないような気がします。前巻でぎくしゃくしてしまった、真由と麗華の仲直りのエピソードにしても、殺伐とし... -
殺×愛〈3〉―きるらぶ THREE―
読了。 ツンデレ具合に磨きがかかるサクヤはおいておいて。密の気持ちの変化と天使側の動向やら“あの人”の正体やら、結構大きな動きのあった本巻。でも、卒業式までの残り日数はほとんど減っていません。このペースでどこまで描いていくつもりなのか。今回... -
バイトでウィザード 唱えよ安らぎの歌、と星は輝いた
読了。 このシリーズ、長編シリーズはどんどん重くなっていって、救いがもたらされることがあるのだろうかとビクビクで読んでいるわけですが。 前巻のラストで礼子の身柄の保証の代わりに、彼女の記憶を手放す決意を固めた京介。冒頭からすれ違いや、望み... -
神様ゲーム4 カミハダレトオドルベキ
読了。 前回のラストを引きずっていて、序盤からやたらと重苦しい雰囲気で話が進行するのは、初めてかも。これまでは、なんだかんだで生徒会メンバーそれなりに和気藹々とやっていたのが羽黒が抜けただけで、ばらばらになりかねない危うさを見せてくるとは...